「おもしろい漫画が読みたい!」
「おもしろい漫画ってどこにあるの?」
なんて思った人にお伝えします。
その答えはタイトルを受賞した作品をチェックすれば間違いありません!
「マンガ大賞」を受賞した作品を紹介するシリーズ
この記事を読めば必ずおもしろい漫画に辿り着けます★
今回の作品は
襲い来るモンスターを調理し食べながらダンジョンを踏破せよ!
「ダンジョン飯」
(アル/ ダンジョン飯/ 作者・九井諒子/ KADOKAWA)
作者: 九井 諒子
出版社 KADOKAWA
ジャンル 青年マンガ
掲載誌 HARTA COMIX
ダンジョン飯が面白い!あらすじや感想
「マンガ大賞ノミネート!ダンジョン飯 とは」
2014年2月漫画誌「ハルタ」より連載がスタート。
作者の九井初の長編連載となる。
2015年・コミックナタリー大賞 第1位
2016年・このマンガがすごい男編 第1位
2016年・THE BEST MANGA このマンガを読め 第1位
2016年・全国書店員が選んだおすすめコミック 第1位
2016年・Amazonランキング大賞 Kindle本コミック 第1位
2016年「マンガ大賞」第2位入賞
登場キャラクター達が、ファンタジーの世界に登場する様々なモンスター(スライム、バジリスク、ゴーレム…)を実際の調理方法を用いて料理しながらダンジョンを踏破していくという、いわゆる「グルメファンタジー」
ファンタジーに出てくるおなじみのモンスター達の生態を細かく観察し、その結果に基づいて「いかに調理すればおいしく食べられるか」をテーマとしている。
「あらすじ」
ある日、離島にある墓地の壁から地下へと延びる巨大な空洞が現れた。
そこから自らを王と名乗る男が這い出てきて、1000年前に滅亡した「黄金の国」の存在を明かす。
男によるとその国は「狂乱の魔術師」によって地下に囚われ続けているらしい。
その魔術師を討伐した者には国の全てを与えよう、と言い残し塵となって消えてしまう。
その言葉に魅せられ、多くの魔物が徘徊するダンジョンを制覇しようと多くの冒険者がそのダンジョンに乗り込むという時代になっていった。
「ライオス」をリーダーとする冒険者一行(6人パーティ)は、ダンジョンの奥深くにてレッドドラゴンと戦うが空腹が原因でパーティは全滅間近へと追いやられてしまう。
ライオスの妹である「ファリン」が自らを犠牲にして脱出魔法を使ったおかげで一行はなんとかダンジョンを脱出する。
残されたファリンを救出する為に、再びダンジョンに向かおうとするライオスだったが、装備以外の荷物を失ってしまった為パーティから仲間二人が離脱する。
一人でダンジョンに再挑戦しようとしたライオスを見かねて、仲間の「マルシル」と「チルチャック」が協力してくれるようになった。
道中の食料問題についてライオスは、ダンジョンのモンスターを倒しそれを食材として確保しようと提案する。
ライオスは手近な食材を集めて調理を試みるが、いかんせん魔物調理の知識が無く料理に難儀する。
その場に通りかかったドワーフの「センシ」がパーティを助け、見事な手際で魔物調理を行った。
妹を救いだす為にレッドドラゴンを討伐するパーティの目的に賛同しセンシも仲間に加わる。
かくしてパーティ一行は、「モンスターを食べながら」再びダンジョン攻略に挑んでいくのだった。
「登場人物」
ライオス・トーデン
本作の主人公。26歳 種族・トールマン
パーティのリーダーで鎧をまとった戦士。
温厚な性格をしていて冷静沈着で戦士としての実力も高い。
かなりのモンスターマニアで幼少から「迷宮グルメガイド」という本を熟読していた。
さらにモンスターの生態だけでなくその「味」にも関心があり、仲間たちにはそのことを隠していた。
マルシル・ドナトー
魔法使い。女性。種族・ハーフエルフ
基本明るい性格をしており感情の喜怒哀楽が豊か。
強力な攻撃魔法を操る他、回復魔法、罠や鍵の解除まで多くの魔法を駆使してパーティを助ける。
チルチャック・ティムズ
見た目は童顔だが年齢は29歳。種族・ハーフウット
落ち着いた性格で思慮深いところがある。
基本的に戦闘には参加しないが、(種族特有の)器用さ・身軽さを駆使し扉や宝箱の開錠や罠の解除を行うといったパーティのサポート役のような存在。
センシ
豊かな髭と丸い目がトレードマーク。種族・ドワーフ
斧を使った戦いを得意としライオスと共に前衛を務める。
魔物調理に挑戦したライオスの素人ぶりを見かねてパーティに加わった。
彼の本来の目的はレッドドラゴンを調理すること。
ファリン・トーデン
ライオスの妹。種族・トールマン
普段から優しくて温厚な性格をしている。
回復系の魔法を得意とするパーティの後方支援役。
「魔物を食べてみたい」など兄と同じような発言をし、好奇心も兄譲りなところがある。
アセビ・イヅツミ
猫系の獣人で元の種族はトールマン。
性格は自己中心的で飽きっぽいところがある。
物心がついたころには獣人となっていた。
獣人にして忍者でもあるアセビは、パーティの中でも戦闘力が非常に高く、接近戦が得意で魔物相手にも素手で戦えるほど強い。
「感想」
タイトルからしてすでにおもしろそうな雰囲気は漂っていました。
予想はできなかったのですが読み進めていくうちに
「なるほど、そういうことか」とわかります(笑)
ファンタジー物はたくさんありますが
「モンスターを食べる」ことにテーマにしたファンタジー物は初めてみました。
ファンタジー物は基本、「魔物」や「バトル」などをメインとして描かれることが多いので「衣・食・住」に関しては省略されることがほとんどです。
そんな中でこの作品は「食」に焦点を当て、モンスターを倒した後、(パーティが旅をする道中で)の「食料問題」というものを中心に物語が展開していくところが斬新でおもしろかったです!
またファンタジーの王道の世界観もベースにきちんと組み込まれていて、ファンタジーを読み慣れているひとも違和感なく入り込める作品となっています。
今までになかった! 一風変わった! 新しい角度!
「グルメファンタジー」
おすすめです!
今回はマンガ大賞受賞作品
「ダンジョン飯」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★