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同人誌の委託販売のメリットと種類を徹底解説!

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本記事は同人誌の「委託販売」について解説した記事になります。

本記事を読んでいただくことで、委託販売についての流れやメリットなどがおわかりいただけると思います。

同人誌を制作しているアマチュアの方にとって、自分の作品を多くの人に見てもらいたいという思いは大きいものです。

そのためには、様々な販売方法がありますが、その中でも注目されているのが「同人誌の委託販売」です。

「同人誌の委託販売」とは、自分で制作した同人誌を、委託サイトに出品して販売することです。

「委託販売」を利用するメリットは、自分でネット上で販売を行うよりも、手軽に多くの人に自分の作品を見てもらえることです。

自分でサイトを開設する場合、SEO対策や広告宣伝など、販売に関する多くの問題が発生しますが、委託販売なら、出品者は作品の制作に専念することができます。

また、委託サイトには多くのユーザーが集まっているため、自分の作品を多くの人に知ってもらうことができるでしょう。

上記の点を詳しく解説していきます。

同人誌の販売方法に迷っている方に、本記事が少しでもお役に立ちましたら幸いです。

同人誌の委託販売のメリットと種類を徹底解説!

本を読んでいる猫の少女のキャラクター

1.同人誌の委託販売とは

同人誌を読んでいる犬と猫

1-1. 同人誌の委託販売とは何か

同人誌の委託販売とは、同人誌を制作したクリエイターが、書店やオンラインショップなどに販売を委託することで、読者に広く販売してもらう手法のことです。

 

1-2. 同人誌の委託販売を利用するメリット

メリットとしては、以下のようなものがあります。

・自分で販売する手間やコストを省くことができる

・委託先の書店やオンラインショップで販売されることで、知名度が高まる可能性がある

・一定の販売数を保証してもらえることがあるため、制作コストを回収しやすくなる

・委託先が販売手数料や入金管理などを代行してくれるため、クリエイターは制作に集中できる

自分の制作した作品を広めてもらえるのは嬉しいですね♪

 

1-3. 委託販売の詳細

委託販売は書店委託とも呼ばれています。
自分で販売をせずに、書店やネットのサイトに販売を代行してもらう方法です。

・書店委託

書店委託は書店に直接問い合わせるか、書店の委託販売サイトにネットから依頼する方法があります。

書店によっては、委託料を取られることもあるため、利益率に注意が必要です。

 

2.委託サイトの選び方

同人誌を読んでいる少年

2-1. 委託サイトを選ぶ際に重視すべきポイント

委託サイトを選ぶ際には、以下のようなポイントを重視すると良いでしょう。

手数料:手数料が低いサイトを選ぶことで、利益を最大化することができます。

販売数や知名度:販売数が多いサイトや知名度が高いサイトを選ぶことで、自分の作品をより多くの人に知ってもらうことができます。

サポート体制:作品制作に専念できるように、委託サイトが提供するサポート体制(入金管理や顧客対応など)が充実しているかどうかも重要なポイントです。

自分に合ったジャンル:自分の作品が得意とするジャンルやターゲットに合ったサイトを選ぶことで、販売数の向上につながります。

販売数の最大化を図る為に委託先の下調べは入念に行いましょう

 

2-2. 人気の委託サイトを比較

有名どころの人気の委託サイトとしては、

「メロンブックス」「BOOTH」「とらのあな」

などがあります。

また販展示即売会の「COMITIA」も合わせて紹介致します。

それぞれの特徴や手数料、販売促進策などを比較して、自分に合ったサイトを選ぶことが大切です。

 

・メロンブックス

委託は1部から気軽にできる。

登録後、作品を送るだけ!

全てのクリエイターに担当がつき、創作活動をサポート!

https://www.melonbooks.co.jp/special/service/circle/shop/

 

・BOOTH

BOOTHは自家通販ですので、委託手数料はかかりません。

またオンラインで簡単にやり取りを完結できます。

BOOTHの場合は、自宅保管と倉庫保管、どちらも選択可能で、倉庫の場合、サイズにもよりますが最大1000点納品することが可能です。

booth.pm

・とらのあな

とらのあなにサークル登録している数は約10万サークル以上で会員数250万人。
とらのあなでお買い物をされるお客様の数は業界トップクラス!

配送料ナシで店頭受取できます。

www.toranoana.jp

・COMITIA

コミティアとはプロ・アマを問わないマンガ家たちが自主出版した本を発表・販売する展示即売会です。
枠にはまらない自由で新鮮な個性を持つ作家が腕を試す自己表現の舞台であり、既製品に飽き足らない読者にとってまだ見ぬ、そして求めていたマンガを発見できる宝探しの山でもあります。

www.comitia.co.jp

 

2-3. 委託サイトの利用方法や手数料について

委託サイトを利用する場合、まずは会員登録を行い、作品の登録や販売価格の設定や入金方法の設定などを行います。

委託サイトによって手数料や入金サイクルが異なるため、各サイトの利用方法や手数料については事前に確認することが重要です。

また、自分で作品の宣伝や販売促進を行うことも大切です。

SNSなどを活用して、自分の作品を多くの人に知ってもらうことができます。

SNSの普及で今は個人で強く発信できる時代になりましたね!

 

3.委託する前に知っておきたいこと

同人誌を読んでいる猫のキャラクター

3-1. 委託作品の著作権について

委託作品の著作権については、委託先サイトの利用規約によって異なります。

一般的には、作品の著作権は作者にありますが、委託先サイトが作品の販売や宣伝に使用する権利を有する場合があります。

また、作品が売れた場合のロイヤリティーについても、利用規約によって異なるため、注意が必要です。

委託先サイトの利用規約をよく読み、著作権やロイヤリティーについての取り扱いについて理解しておきましょう。

 

3-2. 委託作品の掲載期間や数量について

委託先サイトによっては、作品の掲載期間や数量に制限がある場合があります。

作品が掲載される期間が短い場合や、販売数量に上限がある場合は、作品の販売実績に影響が出る可能性があります。

そのため、委託先サイトの利用規約や販売実績などを調べ、自分の作品が十分にアピールできる環境かどうかを確認しておくことが大切です。

 

3-3. 委託作品の販売管理や配送料について

委託先サイトでの販売管理や配送料は、利用規約によって異なる場合があります。

作品の販売管理については、入金管理や顧客管理などが含まれます。

入金管理では、作品が購入された際の売上金額の管理や振込手続きなどを行います。

顧客管理では、作品を購入した顧客とのやりとりや問い合わせ対応などを行います。

配送料については、作品の発送方法や送料の負担などが規定されています。

委託先サイトの利用規約や費用体系をよく理解し、販売管理や配送料についての準備をしっかり行っておくことが重要です

 

4.同人誌委託販売の作品制作について

同人誌を読んでいる少年 

同人誌委託販売を利用して自分の作品を販売する際には、制作方法や仕様、デザイン、価格設定など様々な点に注意する必要があります。

以下では作品制作について解説していきます。

 

4-1. 委託作品の制作方法や仕様について

販売する作品の制作方法や仕様は、各委託サイトによって異なる場合があります。

一般的には、PDF形式での提出が必要となりますが、ファイルサイズの上限や解像度などに制限がある場合があります。

また、印刷方法や紙質、サイズなどもサイトによって異なるため事前に確認した方がよいでしょう。

制作方法や仕様をしっかりと把握し、作品を制作するように心がけましょう。

 

4-2. 委託作品のデザインや表紙について

作品のデザインや表紙は、作品の魅力を引き出すために非常に重要です。

自分の得意なイラストやデザインを活かして、目を引く魅力的な表紙を作成しましょう。

また、作品内のレイアウトや装飾にもこだわりを持つことで、より完成度の高い作品に仕上げることができます。

表紙で販売数も変わると言われます!ここは作者のこだわりを見せる時ですね★

 

4-3. 委託作品の価格設定や販促活動について

価格設定は、他の作品と比較して妥当な価格を設定することが大切です。

また、作品を多くの人に知ってもらうためには、販促活動も重要です。

自分の作品を紹介するブログやSNSなどを活用し、多くの人々に知ってもらうようにしましょう。

また、委託サイトが開催するイベントや企画にも参加することで、より多くの人々に作品を見てもらうことができます。

自分から接客的に動く事が大事ですね

 

以下で制作した「同人誌の価格」の目安について詳しく解説しています。

www.riyu-book0079.com

 

5.同人誌委託販売方法にの流れと注意点

注意点・指

5-1. 同人誌委託の申し込みから掲載までの流れ

同人誌委託の申し込みから掲載までの流れについて解説します。

大まかな流れは以下の通りです。

 

委託サイトの選定と申し込み

最初に委託サイトを選定し申し込みをします。

申し込みの際には必要事項を入力し、委託規約に同意する必要があります。

 

作品制作

委託サイトには、規定のフォーマットやサイズ、解像度などがありますので、それに沿って作品を制作します。

また、表紙のデザインや内容の編集も行います。

 

作品のアップロード

作品が完成したら、委託サイトにアップロードします。

この際、作品の説明文や価格、発送方法なども登録します。

 

委託審査

委託サイトで審査が行われます。

審査基準は委託サイトによって異なりますが、著作権侵害や不適切な表現などがある場合は審査に通過しないことがあります。

 

掲載

委託審査に通過したら、作品が掲載されます。

作品が掲載されたら、販売促進を行い多くの人に作品を知ってもらうことが大切です。

 

5-2. 委託作品の販売状況や売上金の受け取り方について

委託作品の販売状況や売上金の受け取り方について説明します。

売上の確認

委託サイトによっては、販売状況や売上金の確認ができるダッシュボードが用意されています。

ここで、販売状況や入金状況を確認することができます。

 

売上金の受け取り

売上金の受け取り方法は、委託サイトによって異なります。

基本的には、銀行口座やPayPalなどのアカウントを登録し、手数料を差し引いた後に受け取ることができます。

 

5-3. 注意点やトラブル回避のためのポイント

委託販売を利用する際には、いくつかの注意点やトラブル回避のためのポイントがあります。

作品に使用する画像や文章などの著作権については、必ず確認するようにしましょう。

また、作品を作成する際には、掲載期間や数量などの制限にも注意が必要となります。

委託サイトによっては、作品の価格や販促活動に関する規定を設けている場合もありますので規定に従うことが重要です。

作品を発送する際には、配送料金や発送方法についてもしっかりと確認し、トラブルを避けるようにしましょう。

 

作品制作や販売管理など、様々な面での労力や知識が必要となりますが、自分の作品を多くの人に見てもらえる機会となるため、多くの同人作家にとって魅力的な手段の一つとなっています。

 

6.委託サイト以外の販売方法について

同人誌を読んでいる猫耳少女

6-1. 同人誌即売会やイベントでの販売方法について

同人誌即売会やイベントは、同人誌の販売や交流を目的としたイベントです。

自分で制作した同人誌を持ち込んで販売することができるため、多くの同人作家が参加しています。

販売するためには、まず参加申し込みが必要であり、申し込み期間や販売方法、販売期間などはイベント主催者によって異なります。

また、販売するためには自分でブースを構える必要があり、ブースのレイアウトやディスプレイなども考える必要があります。

以下でイベント(即売会)について詳しく解説しています。

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6-2. オンラインショップの開設やSNSを使った販促方法について

インターネットの普及により、オンラインショップでの販売も一般的になってきました。

自分でウェブサイトを制作することもできますが、既存のECサイトを利用する方法もあります。

自分でECサイトを構築する場合は、商品登録や注文管理、配送手配などの業務が必要です。

 

既存のECサイトを利用する場合は、販売手数料や登録料がかかる場合がありますが、販売プラットフォームの利用者数が多いため、広く販売することができるでしょう。

また、SNSを利用して販促する方法もあります。

自分の作品を紹介することでフォロワーを増やし、商品のPRを行うことができます。

自分でサイトを作るのはかなり大変💦多少の費用はかかるものの、ECサイトを利用することで多くのメリットが得られます!

 

6-3. 委託サイト以外の販売方法のメリットやデメリットについて

【メリット】

独自の販売戦略が可能

自分で販売方法を考えることができ、オリジナリティ溢れる販促活動を展開できる。


収益の最大化が可能

委託サイトよりも手数料が低い場合や自社で販売する場合、収益を最大化することができる。


ファンとの交流が深まる

イベントや直接販売をすることで、作品を手に取ってもらいながらファンとの交流が深められる。


【デメリット】

販売先の制限

委託サイトの場合、全国の利用者に向けて販売できるが、自分で販売する場合は手間やコストがかかる。


時間や手間がかかる

オンラインショップの開設やイベント出展には、多大な時間や手間がかかるため、制作に専念する時間が減る可能性がある。


在庫管理が必要

自社で販売する場合、在庫管理や発送作業など、販売に関する業務が全て自分で行わなければならず、手間がかかる場合がある。


以上が、委託サイト以外の販売方法のメリットとデメリットです。

自分に合った販売方法を選択することで、作品を多くの人に届けることができるでしょう

 

7.まとめ

まとめチェックリストを持っている人

7-1. 同人誌委託販売についてのまとめ

同人誌委託販売とは、出版社を通さずに個人が作った同人誌をインターネット上の委託サイトに出品することで、広く販売する方法。

同人誌委託販売のメリットとしては、出版社を通さずに自由に作品を発表できることや、インターネットを通じて多くの人に作品を届けられる。

委託サイトを通じて購入者からの評価やコメントを受け取ることで、作品の改善や改良につなげることができる。

 

7-2. 委託サイトの選び方や注意点を再確認しよう

委託サイトを選ぶ際には、手数料や販売システム、利用規約などを比較することが重要

評判や口コミ、実績なども参考にしてみる

著作権や掲載期間、利益配分などの契約内容をしっかりと把握する

適切な価格設定や販促活動を行う

不適切な画像や文章を掲載しないよう注意すること

 

7-3. 委託作品の制作や販売に向けた準備

自分の作品をしっかりと制作すること

委託サイトを選んだら、契約内容や手数料などを確認し、作品を出品して販売に向けて準備を進める

販促活動はSNSやブログなどを活用して、自分の作品を広く宣伝し、購入者を増やすことが重要

 

8.Q&A.

Q&A

Q1. 同人誌の委託販売を利用する際に必要なものは何ですか?

A1. 同人誌の委託販売を利用する際には、まず委託作品を制作する必要があります。

また、委託サイトに登録するためのアカウントや、申し込み手続きに必要な個人情報や銀行口座などの情報も必要になります。

 

Q2. 委託作品の価格設定について教えてください。
A2. 委託作品の価格設定には、制作コストや同人誌の相場、販売先の手数料などを考慮する必要があります。

また、同人誌の規格やページ数、内容によっても価格が異なる場合があります。

 

Q3. 同人誌委託販売を利用する際に注意すべき点は何ですか?
A3. 同人誌委託を利用する際には、委託サイトの利用規約や手数料、販売期間や数量制限などの注意点をよく確認する必要があります。

また、著作権や個人情報の管理など、法律的な問題にも十分に注意する必要があります。

 

今回は「同人誌の委託販売」というテーマで解説してきました。

自分の作品を委託販売にしようかと迷っている方に、本記事が少しでもお役に立てましたら幸いです★

最後までご覧いただきありがとうございました。

お礼を言っている猫