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今回の作品は
頼りないと言われたパルス王国の王子・アルスラーン
14歳になった彼の運命は大きく動きだす…!
「アルスラーン戦記」
(アル/アルスラーン戦記 / 原作・田中芳樹/ 講談社 )
原作:田中芳樹
作画:荒川弘
出版社 講談社
ジャンル 少年マンガ
掲載誌 別冊少年マガジン
アルスラーン戦記 漫画•あらすじ
「アルスラーン戦記 とは」
小説
1986年8月〜2017年12月の間「角川文庫」「光文社」にて全16巻で刊行された。
作画•「荒川弘」でコミカライズ
2013年8月号より「別冊少年マガジン」にて連載がスタート。
2022年9月時点でコミックス累計発行部数は820万部を突破。
テレビアニメ
第1期(2015年4月〜2015年9月)
第2期(2016年7月〜2016年8月)
MBS•TBS系列にて放送された。
中東のような異世界を舞台にして、王太子「アルスラーン」や仲間達の戦乱中での生き様を描いたファンタジー作品。
「あらすじ」
栄華を極めた巨大国家「パルス王国」
王太子「アルスラーン」は、父であり国王の「アンドラゴラス三世」や、母である王妃「タハミーネ」からは愛情を受けず、疎まれながら育ってきた。
そんな中でも、アルスラーンが持つ優しさと器量で臣下たちからは厚い信頼を得ていた。
アルスラーンが14歳になった時、パルス王国に「ルシタニア軍」が侵攻してきたことで、彼はそこで(戦争で)初陣に臨むことになる。
だがそれまで無敗を誇っていたパルス軍は、万騎長「カーラーン」の裏切りに遭い軍が瓦解し、多くの兵士達が戦死していった。
九死に一生を得たアルスラーンはパルス王国で最強の武将と呼ばれる「ダリューン」と共にどうにか逃げ延び、ダリューンの友人でもあり知略家の「ナルサス」とその従童「エラム」を仲間に加えることに成功する。
その一方で、パルス軍を落とし勢いに乗るルシタニア軍はパルス王都のエクバターナも陥落させてしまう。
ルシタニア王「イノケンティス七世」がパルス王妃タハミーネを見染めて、自らの妃にしようと画策する。
そして、カーラーンは軍を率いて逃げ延びたアルスラーンの討伐に動き出した。
しかしアルスラーンたちは、ナルサスの戦略に加え、ミスラ神殿の女神官「ファランギース」と流浪の楽士「ギーヴ」も仲間にし、わずか6人で千の軍勢を打ち破りカーラーンを討ち取る。
一方その頃、ルシタニア軍の捕虜となりひどい拷問を受け続ける国王アンドラゴラス三世の前に、密かにルシタニア軍に協力していた「銀仮面の男」が姿を現す…。
「登場人物」
アルスラーン
本作の主人公。
パルス王国の王太子。
父はパルス王国の国王「アンドラゴラス3世」
母は王妃「タハミーネ」
身分や敵味方関係なく思いやることができる優しい性格をしている。
父(国王)には性格も姿も全く似ておらず、アルスラーンの頼りない性格からか両親からは無関心かつ疎まれながら育ってきた。
幼少時は王宮ではなく城下の街で過ごし、自由民や放浪の民の子供たちと一緒に遊んでいた。
パルス暦320年秋、彼が14歳になるとき、敵対しているルシタニア軍の侵攻に対しアトロパテネ会戦で初陣を飾ることになる。
しかしその戦に敗れたアルスラーンは、パルス王国軍の万騎長「ダリューン」と命からがら逃げ延びる。
ダリューンの友人でありパルス領ダイラムの元領主「ナルサス」らを仲間にし、ルシタニア王国軍に占領されてしまった首都エクバターナ奪還と、捕らわれの身となった両親を救出する為に力をつけていく。
ダリューン
パルス王国軍の万騎長。
「ダリューン一人で1万の兵力」と言われるほどの強者である。
パルス王家への忠誠心も高く、特にアルスラーンの人柄を強く好いている。
ヴァフリーズからも「アルスラーン個人への忠誠を誓うように」と進言されており、高い忠義心を持って接している。
パルス暦320年に勃発したアトロパテネ会戦で、敵対するルシタニア王国の不穏な動きをいち早く察知し、国王に軍の撤退を進言するも、逆に国王から怒りを買ってしまい万騎長を解任されてしまう。
兵を指揮する権限を失ってしまったが、混乱していく戦場で一番早くにアルスラーンのもとに駆けつけ守り抜いた。
その敗戦後は王都エクバターナ帰還を目指すアルスラーンと行動を共にし、旧友であるパルス王国領ダイラムの元領主「ナルサス」を訪ね協力を仰でいく。
ナルサス
ダリューンの旧友。
パルス王国領ダイラムの元領主。
博識で智略に長けている人物で、金や地位という対価では動かない。
従童の「エラム」と共に、パルス王国領にあるアトロパテネ北西の山中で隠居生活を送っている。
アトロパテネ会戦の敗戦により、逃げ延びてきたアルスラーンとダリューンを匿った。
アトロパテネ会戦後、アルスラーンへの力添えをダリューンに頼まれる。
だが国家の場に戻る意志は無いため当初は断っていたが、アルスラーンが示した
「自分がパルス王国の国王になった暁には、宮廷画家として迎える」
という条件を出され臣下となること決める。
アルスラーンの優しく懐が大きい人柄を知り、自らの信条に沿った理想の王として期待するようになっていく。
エラム
ナルサスの従童。
アトロパテネ北西の山中で隠居生活を送るナルサスのもとで、彼の身の回りの世話役として働いている。
後にアルスラーンへ忠誠を誓ったナルサスと共に、旅の従者となる。
料理の腕前などで旅をサポートする一方、智略にも長けており、偵察や裏方の仕事でパーティを助ける。
また短剣や弓の扱いなども得意である。
アルスラーンとは年齢も近く、「友人になりたい」というアルスラーンの申し出に対して身分の違いから戸惑いを見せる。
ギーヴ
吟遊詩人の青年。
琵琶を使った演奏や歌などで報酬を得る他に、盗みで手に入れた金品を売りさばいて生計を立て旅をする。
キザな男で綺麗な女性と金品財宝には目が無い。
また弓、剣、槍などの武器の扱いに長け、才知にも優れている。
その能力を活かして、依頼の理由や報酬の大きさ、成功の可能性次第で、裏仕事を請け負うこともある。
ファランギース
女神官。
ミスラ神を信仰しており、フゼスターン地方にあるミスラ神殿に仕えている。
精霊にしか聴こえない水晶笛を使用し、精霊に問いかけて霊波から答えを読み解く能力を有している。
また弓や短剣などの武術レベルも非常に高く、あらゆる学問にも精通している。
自他共に認める美貌の持ち主だが、言動は常にクールで言い寄る男たちを寄せ付つない威圧感もある。
アトロパテネ会戦における敗戦の報せを受けアルスラーンを援護する使者として、ミスラ神殿から王都エクバターナへ送られる。
その アルスラーンを探す旅の道中で、ギーヴと出会う。
アンドラゴラス3世
パルス王国を務める国王でありアルスラーンの父。
息子アルスラーンへの関心は薄く、疎ましく思っているところもあり冷たく突き放した態度をとる。
「負け戦知らずの不敗の王」として名高い。
また強行体制を固持して奴隷制度を進め、国力を増幅させてきた。
パルス暦320年秋のアトロパテネ会戦で、ルシタニア軍の侵攻に対して自ら軍を率いて出陣するが、パルス王国軍の万騎長「カーラーン」の裏切りにより敗戦し、ルシタニア軍に捕縛されてしまう。
タハミーネ
パルス王国の国王アンドラゴラス3世の妻でアルスラーンの母親。
夫と同様にアルスラーンには特に関心を示さず、冷たい態度を取ってきた。
多くの男を虜にする類い慣れなる美貌の持ち主だが、関わる男をことごとく不幸な境遇に落とし込む不吉な女として名高い。
アトロパテネ会戦でパルス軍が敗戦したため、彼女もルシタニア軍の捕虜となるが、ルシタニア王国の国王「イノケンティス7世」に見初められて求婚された。
ヴァフリーズ
パルス王国軍の大将軍。
ダリューンの伯父。
国王への忠誠心は強く、老齢ながらにしてアンドラゴラス3世の王位即位以来の唯一の大将軍である。
またアルスラーンの剣の稽古役も務めた。
アトロパテネ会戦前に、パルス王家とアルスラーンの出生の秘密が記されてある手紙を万騎長である「バフマン」に託した。
しかし、ダリューンには詳細を話さず、「アルスラーン個人への忠誠を誓うように」とだけ進言する。
キシュワード
パルス王国軍の万騎長の一人。
「双刀将軍(ターヒール)」の異名をもつ。
(2本の剣を使う戦闘スタイルからの所以)
パルス暦320年秋に勃発したアトロパテネ会戦で、ルシタニア軍にパルス軍が破れた後は、パルス王国領の東方国境にあるペシャワール城塞に常駐するようになる。
アルフリード
ゾット族の族長である「ヘイルターシュ」の娘。
剣や弓の扱いに優れ、戦闘能力はかなり高い。
ナルサスの剣術と秀才さに惚れて、勝手に婚約者を名乗って無理やり旅に同行する。
父親の仇討ちを果たす目的も合わせて、アルスラーン一行と合流。
エラムとはナルサスを巡った小競り合いが絶えない。
銀仮面卿
銀色の仮面をつけた素性不明の男。
密かにルシタニア軍に協力し、パルス軍を壊滅に追い込んだ。
アンドラゴラス3世に強烈な恨みを抱いている。
一方でルシタニアと行動を共にしているが、彼らの事も軽蔑している様子。
「感想」
荒川弘とのタッグで描かれる中世英雄譚!
原作は小説であり、本作品は荒川先生作画でコミカライズされた漫画です!
荒川弘先生と言えば
「鋼の錬金術師」や「銀の匙」
などで有名な売れっ子作家さんです!
「荒川弘」の名前の力は凄まじく、それを聞いて即買いした人もいるみたいですね。
それに負けないほど内容も素晴らしいコミカライズだと思いました!
荒川先生ならではの絵柄やキャラクターデザイン!
さらに丁寧かつ分かりやすいコマ割りで、「小説」が見事に「少年漫画」として作り変えられています!
ストーリーも壮大で作品の世界に入りこむのに時間はかかりません。
主人公のアルスラーンが、自分の役目や、国や民の在り方、戦争とは。など多くことに悩みながら成長していく姿は読み手を惹きつけ、さらに脇を固めるアルスラーンの仲間達は皆個性豊かで魅力的!(やはり荒川先生の絵柄や構成力がすごいと言わざるを得ない)
強国「パルス」の若き王太子「アルスラーン」が辿る宿命を描いた王道ファンタジー!
多くの人におすすめできる作品です★
今回は「おすすめしたい人気作品」
「アルスラーン戦記」
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最後までお読みいただきありがとうございました★