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信長のシェフ あらすじ・まとめ

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今回の作品は

戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ絵巻!

「信長のシェフ

(アル/信長のシェフ / 原作・西村ミツル/芳文社  )

 

原作:西村ミツル

漫画:梶川卓郎

出版社 芳文社

ジャンル 青年マンガ

掲載誌 芳文社コミックス

信長のシェフ あらすじ・まとめ

「信長のシェフ とは」

2011年3月〜「週刊漫画TIMES」(芳文社)にて隔週で連載がスタート。

 

テレビドラマ

パート1

(2013年1月〜2013年3月)

パート2

(2014年7月〜2014年9月)

主演・「玉森裕太」

テレビ朝日系列で放送された。

 

戦国時代に、記憶を失くした状態でタイムスリップした料理人の主人公が、自らの料理スキルで織田信長の料理頭となって、歴史の局面に関わっていく物語。

 

作品に登場する戦国武将や歴史の出来事は、基本的に史実をに則って描かれている。

 

 

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「あらすじ」

料理人である「ケン」は、突如として永禄11年(1568年)の戦国時代にタイムスリップし記憶を失っていた。

 

間者と思われ斬り殺されそうになり、思わず川へ飛び込む。

そんな瀕死状態のケンを偶然、京に住む「夏」という女性の刀鍛冶が助けた。


自分自身について過去はおろか、本名すら思い出せないケンであったが、料理の技術やそれに関連する記憶だけは残っており、自身が未来から来た者であることを自覚する。

 

この時代に存在しない調理法による料理を売り出し、京の都で評判になったケンを、「織田信長」は自分の料理頭に取り立てる。

 

信長がケンに求める料理は味だけではなく、戦や調略にも使える料理であった。

 

己の記憶に残る料理技術と歴史の知識を武器にして、ケンは戦国時代を生き抜いていく。

 

 

「登場人物」

 

ケン

本作の主人公。

現代から戦国時代にタイムスリップした西洋料理(フレンチ)の調理師。

本名「葛城賢一郎」

京都のホテルで副料理長をしていた。


本名をはじめ自分についての記憶は失っているが、日本史の教養や山野草の知識、テーピングなどの応急処置の方法、有機農業など、幅広い知識を持つ。

 

一番知識が深いのは料理分野であり、調味料の普及などから自分が過去の時代にきたことを認識する。歴史については一通りの知識はある。

 

出世欲や物欲は乏しく、また人殺しを厭う性格。

また信義にも厚い。

 

その一方で時折、相手の心理を徹底的につく戦略的な思考と行動は普段のケンを知る秀吉からも「恐ろしく攻撃的になる」と言われている。

 

 

織田信長

本作におけるもう一人の主人公。

通説通り、冷酷で残虐だが、同時に革新性を備えており合理的な人物。

一度信頼した人物には疑念を抱くことは無いが、裏切られたと知ると激高する。

 

何でも自分で決めないと気が済まない人物であるとのことだが、一方で配下に指示を出す時は全ての事情を明かさず、自分の内心を察して行動するように命じる傾向にある。


複数の軍団を支配する大名となって以降も武芸の鍛錬や運動を欠かすことはなく代謝も盛んなためか、料理は濃い味付けが好みで、甘党である。

 

味覚自体はケンに「グローバル」と称されるよう性格同様鋭敏かつ柔軟であり、ケンの料理の価値を真っ先に認め評価している。

 

 

ようこ(瑤子)

ケンと同様に現代社会から戦国時代にタイムスリップした、京都のホテルでパティシエールをしていた女性。

この時代の女性と比べると大柄。


ケンと異なり、未来人しか知らない歴史知識を顕如に提供しており、予言者として重宝されている。


戦国時代にタイムスリップしてきた後に乱暴されたため、心的外傷を抱えている。

 

 

果心居士/松田(かしんこじ/まつだ)

ケンやようこといっしょに現代社会から戦国時代にタイムスリップした男。


現代ではケンやようこと同じ京都のホテルで給仕長を務めていた。

 

ケンたちのホテルでは、専属のソムリエがいなかったようで、松田がその役目を果たしていた。

料理の基本もマスターしており、酒類の知識も豊富。


元の時代では、ようこの頼みでケンと引き合わせ、如才ない持て成しに客からも感謝されるなど、その職に相応しい人格と教養を備えている。


支配人として身につけた人の心中を察する能力と、現代から持込んだ道具を使ったトリックで、伝説上の果心居士の幻術を演出している。

歴史の知識については、かなり豊富。

 

 

望月

ケンらと一緒にタイムスリップしてきた人物で、ケンと同じく副料理長。

年齢はケンより一回り上。

 

ケンの父親から預かった箱を所持している。

間者と疑われた際、松田と共に逃げたが、松田に見捨てられるようにして現地人に捕まる。

 

 

刀鍛冶職人。

戦で家族を失い、天涯孤独。

 

刀を作るために真砂を取っていた時に、川上から流れてきたケンを助けた。

それ以降はケンに好意を寄せている。

 

天王寺合戦でケンが傷を負ったと聞き、大慌てで見舞いに駆け付けた際に求婚されるが、自身が受け継いだ鍛冶の技を弟子である勘太に伝えるまで待ってほしいと願う。


刀鍛冶を司る女神金屋子神の嫉妬をかわぬよう、普段は男装で通している。

 

 

楓(かえで)

信長軍のくノ一。

敵対する浅井長政、お市の方の元へとケンが信長の命で朝倉方の料理人になり代わって小谷城に潜入した際に監視兼護衛役となる。

以後、ケンと行動を共にすることも多い。


信長の命を絶対とし、任務や情報収集のためには体を売ることも厭わない。

実はケンには密かな思いを抱いている。

 

ケンに洋菓子の作り方を教わり料理助手として信頼を得て行く。

 

 

井上 恭之介(いのうえ きょうのすけ)

織田家に代々仕える料理人の家柄。

信長に命じられた鴨料理対決でケンに敗れ、料理頭の座から失脚する。


その後、ケンへの協力を一時拒んでいたこともあるが、ケンが武田に拉致された際には帰還を喜んだ。

ケンからはこの時代の料理や食材の知識を知る者として必要とされている。

 

 

太一・金三・与助(たいち、きんぞう、よすけ)

織田家に仕える料理人で、特にケンを慕って師事している若者3人。

 

ソバカスがあるのが「太一」

恰幅が良いのが「金三」

いちばん身長が高いのが「与助」

 

ケンと行動を共にすることが多く、基本的な下拵えを任されるなどケンの信頼も買っているが、うっかりミスも多い。

 

 

宋花琳(ソン・ファリン)

堺に出入りする明の商人たちを束ねる女性。

堺の商人と南蛮人との間を仲介して、巨利を貪る。

己の母国を最上と考え、日本人を軽蔑している。

 

 

勘太(かんた)

三河・設楽ヶ原近辺の村に住む少年。

両親を亡くし、村で作った非常食の葛粉を盗んだことで村八分にされていた。

 

長篠の戦いを経てケンからの助言もあり、村八分を解かれることになるが、勘太自身は村の外に興味を持ちケンに付いて村を出る。


岐阜では、夏に紹介した際に気に入られて刀匠見習いとして弟子入りすることとなる。

 

 

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「感想」

料理✖️タイムスリップ✖️戦国時代

 

現代の西洋料理人である「ケン」が記憶を失った状態で戦国時代にタイムスリップし、料理を武器にしてその激動の時代を駆け抜けていく物語です。

 

過去の(歴史の)時代にタイムスリップする作品は数多くあります。

ただその中でも「料理人」「戦国時代」

という話は今まで聞いたことがなく、設定からしておもしろいと感じました。

 

戦国時代というだけに人がいつ死ぬかもわからない、常に死と隣り合わせで生きる緊張感もすごく、またそんな時代だからこそ、人の心を動かすのが「食」であるという事が作品の根底にあって、読みながら胸を打たれます。

 

ケンは料理人なので戦に出るわけではありませんが、「食」で人の心を動かしていく事が彼の戦いで、それが物語が進む重要なキーとなっていきます。(後にそれが時代を動かしていくことに繋がる)

 

そして舞台が戦国時代ということで、歴史(史実に基づいた)の偉人達も登場し、戦国史好きな方はワクワクしながら読めるところも良いですね!

 

また時代が違うことで食材や調味料が限られている中で、創意工夫し料理を作り上げていくのは見ていて感心するし、何よりケンがカッコいい!

 

料理の事は思い出せるけど、自分の事は思い出せない。そんなケンが戦国時代で魅せる生き様を刮目して読んでいける作品です★

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今回は「おすすめしたい人気作品」

「信長のシェフ」

を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました★

 

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