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今回の作品は
隠そうとしても漏れ出てくる作者の本音がやばい!誰も見たことない警察マンガ!
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」
作者:泰三子
出版社 講談社
ジャンル 青年マンガ
掲載誌 モーニング
ハコヅメが面白い!あらすじ・登場人物のまとめ
(アル/ハコヅメ~交番女子の逆襲~ / 作者・泰三子/講談社 )
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~ とは」
2017年52号〜2022年29号まで「モーニング」(講談社)にて第1部が連載された。
また2018年4月からwebコミック配信サイト「コミックデイズ」でも連載がスタートする。
2019年「THE BEST MANGA 2019 このマンガを読め!」第18位
2021年第66回「小学館漫画賞」一般向け部門受賞
2022年第46回「講談社漫画賞」総合部門受賞
2022年5月時点でコミックス累計発行部数は450万部を突破。
テレビアニメ
2022年1月〜2022年3月の間、AT-Xほかにて放送された。
テレビドラマ
2021年7月〜2021年9月の間、日本テレビ系列で放送された。
架空の町にある岡島県町山警察署の交番に勤務する女性警官の内情を描いた警察日常マンガ。
作者は女性警察官として10年間の勤務経験があり、本作で連載漫画家としてデビューした。
「あらすじ」
町山警察署町山交番に勤務する岡島県警の新人警察官「川合麻依」
彼女は違反者や一般市民から日々文句を言われたり、想像以上の激務という警察官の仕事に嫌気がさして辞表を提出しようとしていた。
そこへ新たな指導員として配属されてきたのは、元刑事課のエースで、後輩へのパワハラが原因で左遷されてきたという「藤聖子」巡査部長。
彼女は初日にして連続窃盗犯を捕まえる。
彼女の鋭い観察眼や取り調べ能力を麻衣は目の当たりにしていく。
聖子の優しくも時に厳しい指導の下、麻衣は警察官としての職務や心得を学び、少しずつ仕事に対する自信を持つようになっていく。
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「登場人物」
川合 麻依(かわい まい)
本作の主人公。
町山交番勤務の新人巡査。
警察官になった理由は、ブラック企業勤めの父の言葉から安定した公務員を目指し試験を受けたというものだった。
なので警察官としての展望も特にない
(冒頭では激務のあまり辞職しようとしていた)
「藤聖子」の指導を受けるようになってからは、仕事に前向きな様子も見せるようになっていく。
武道や書類仕事などは不得手で警察官としての能力は低いが、曖昧な目撃証言から対象の容姿を判別できる能力がある。
また、子供のような絵柄でありながら特徴をとらえた似顔絵を描くことが出来、似顔絵捜査官としての素質を持っている。
男性に対する価値観は外見至上主義。
しかし恋愛とは無縁で男性経験も皆無。
藤 聖子(ふじ せいこ)
巡査部長。
川合とペアを組み指導に当たる。
美人だが、勝ち気で横暴な性格。
警察学校を首席で卒業した「ミス・パーフェクト」
拳銃操法だけは苦手
男性警察官に対する態度とは違い、女性警察官・職員には優しい。以前は刑事課のエースで、交番への異動理由は後輩へのパワハラによる左遷としていた。
異性との交際経験は幾度もあるが、男心が全く理解できない気質から一度も長続きしておらず、ペアである麻衣への溺愛に拍車をかけている。
伊賀崎 秀一(いがさき しゅういち)
警部補。
町山交番の所長。
サボり一筋30年を自称し、最小限かつ無難に仕事をこなすため新米や女性を盾にすることも厭わないと豪語する。
一方で仕事をしないための労力は惜しまず、管轄内の未決事件を全て把握しているため、逆に事件を速やかに解決することもある。
若いころに秘匿捜査員を経験していて、その浸透技術は他の捜査員からも別格扱いを受けるほどであり、県警内でも屈指の洞察力や記憶力の持ち主。
中富(なかとみ)
岡島県警本部捜査一課係長(警部補)
麻衣や聖子の上司。
刑事新任時の上司が現・町山署刑事課長で、才能が無いと見放されながらも、彼に認められたい一心で岡島県警のエース級捜査官に成長し、本部捜査一課での信頼も厚い。
三鷹(みたか)
刑事課長。
冷静かつ冷淡な厳しい性格で、部下からは恐れられている。
盗犯刑事出身。
聖子、源らとは同期。
本部捜査一課班長の「米田」とは、後進育成に対するスタンスで意見が合わないことをお互い自認していて、米田の部下の「鎌田」ともども犬猿の仲の様子だが、自分のやり方で捜査のプロを育成している自負はある。
源 誠二(みなもと せいじ)
巡査部長。
聖子と同期。
ブロッコリーのようなモジャモジャの天然パーマがトレードマーク。
天性の人たらしで、重要な取り調べをほぼ任される取り調べの天才。
その話術は催眠術に近い域まで達している程。新人時代、3か月の実習期間に3件の職質検挙を連発して、所属署のド肝を抜いた。
聖子をちゃん付けで呼び、同期として一見フレンドリーに接するが警察官としての反りは合わない。
山田 武志(やまだ たけし)
誠二とペアを組む巡査長。
明るい髪質の短髪で源とのペアは「モジャツン」と呼ばれ、宿舎も源と同部屋。
聖子・誠二の一期下で警察学校時代から二人にしごかれており、単純な性格も相まって今現在でも良いように扱われている。
体力派の刑事で体力測定の成績は署内1位。
嗅覚が異常に鋭いなど野生児的な能力をもつ。
牧高 美和(まきたか みわ)
巡査長。
捜査一係の紅一点。愛称は「牧ちゃん」
山田・カナとは同期。
女子高出身のため、男に対する耐性がない。
そのため、性犯罪者に対しては一般女性以上に強い嫌悪感を示す。
頭が良く書類仕事が得意だが運動神経は壊滅的で、署内一の運動音痴。
如月 昌也(きさらぎ まさや)
巡査部長。
聖子の幼馴染で一期先輩。
小学生のころは聖子と同じ剣道クラブで主将を務めていた。
王子様系のイケメンだが性格はノリがよく三枚目気質。
小学生のころ、男から性犯罪の被害にあっており、恐怖と憎悪からそのことを誰にも話せず、時々被害当時の状況を悪夢に見てしまっている。
麻衣に異性として好意を抱いている。
しかし見た目とは裏腹に恋愛は非常に奥手であり、過去の経験からくる自己肯定感の低さや精神的な余裕の無さから一方的な態度になってしまうことやタイミング悪く事件が起きたり邪魔が入るなどの不運も重なり全く進展はない。
黒田 カナ(くろだ カナ)
巡査長。
山田・牧高の同期。
潜入・尾行等を行う秘匿捜査官。
仲間内では「くノ一捜査官」と呼ばれる。
童顔でもあるので交番時代はニセ警察官がいるという通報が絶えなかったが、現在は女子高生にも扮するなど捜査に活かしている。
要領のいい性格で仕事は何でもソツなくこなすことを心掛けており、その手際の良さから課内では「裏課長」と呼ばれている。
「感想」
リアルを追求した警察コメディ
あまりの辛さに辞職を考えていた女性警察官「川井麻衣」の元に、美人エリートの「藤聖子」が異動してきて、彼女の影響を受け、再び警察という仕事と向き合い直していく物語です。
警察漫画の代表と言えば「こち亀」があると思いますが、こち亀ほどギャグ寄りにはなっておらず、コメディとは題しましたが、シリアスなお話も多く、警察官の日常が細かく描かれていてとても新鮮でした。
警察の大変さがよくわかります。
また多くの話が一話完結の構成(中編などもありますが)であり、その点でも読みやすい!
そして著者が元警察官ということもあり、作品の節々から「警察のリアル」が感じられ非常に興味深く、楽しんで読めました!
過酷で理不尽なお仕事ですが、そこをコミカルに描いているおもしろさ!
またリアルな実情を知ったからこそ、改めて警察の方々に対するイメージが変わり、「日々のお勤めご苦労様です」という気持ちにさせてくれる漫画で!
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最後までお読みいただきありがとうございました★
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