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ランウェイで笑っての評価は?あらすじや登場人物を解説!

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今回の作品は

デザイナーとパリ・コレモデル  叶わないと言われた夢を追い続ける2人の物語!

「ランウェイで笑って

作者: 猪ノ谷 言葉

出版社 講談社

ジャンル 少年マンガ

掲載誌 週刊少年マガジン

ランウェイで笑っての評価は?あらすじや登場人物を解説!

(アル/ ランウェイで笑って/ 作者・猪ノ谷言葉/  講談社)

「ランウェイで笑って とは」

2017年26号〜2021年33号の間「週刊少年マガジン」にて連載された。

 

2018年「マンガ大賞」第6位

 

2021年8月時点でコミック累計発行部数は370万部を突破。

 

2021年1月〜3月の期間にTBS•毎日放送でテレビアニメ化されている。

作品のテーマはファッション。

少年漫画としては異色の作品と評されている。

 

将来ファッションデザイナーを志す少年と

低い身長でトップモデルを目指す少女を描いた物語。

なお本作品は作者の連載デビュー作になる。

 

「あらすじ」

「ミルネージュ」というモデル事務所の社長令嬢である「藤戸千雪」は、ミルネージュのモデルとなり「パリ•コレクション」に出ることを夢見る高校3年。

 

しかし自身の身長が低いというハンデもあってか中々オーディションに合格出来ずにいた。

ある日、千雪は高校の同級生である「都村 育人」がファッションデザイナーを目指している事を知る。

 

オーディション合格の為に「身長の低い自分に似合う服」が必要だと考えた千雪は、育人に服の作成を頼むことに。

そして育人が作った服を来てオーディションに臨み、見事契約を勝ち取った。

 

一方で育人は家の貧しさもありファッションデザイナーの夢を諦めようとしていた。

そんな時、千雪の父親でミルネージュ社長「藤戸研二」にその才能を高く評価されて、デザイナー「柳田 一」の下で働くことになった。

 

だが専門学校にも通っていない育人は基礎が服飾の基礎ができておらず、些細なミスから初日でクビになりそうになる。

 

翌日「東京コレクション」が開催され柳田もこれに参加しているのだが、アクシデントでモデルに欠員が出てしまう。

 

この緊急事態に急遽、千雪が代役のモデルとして出ることなり、柳田は育人に千雪の服を仕立てるよう指示を出す。

再び千雪と育人の道が交わり、2人の夢へと形作られていく。

「登場人物」

都村 育人(つむら いくと)

本作の主人公。家は母子家庭の長男。

ファッションデザイナーを志している少年。

 

服を作るのが好きで才能があり、子供の頃から周りの人達に服を作ったりしていた。

 

デザイナーよりもパタンナー(デザイナーが作成したデザインをもとにパターン(型紙)におこす専門職)として高い能力を持っている。

家が貧しく母が入院していることもあり一時はデザイナーの夢を諦めようとしていた。

 

高校3年生の時に千雪と知り合ったことをきっかけに柳田が経営しているファッションブランドの一員となり、その才能を開花させていく。

 

藤戸 千雪(ふじと ちゆき)

本作もう1人の主人公。

モデル事務所「ミルネージュ」の社長令嬢。

 

ミルネージュのモデルとなり、パリコレに出演するという夢を持っている。

スタイル、ルックスは抜群だが身長が158センチしかなくモデルとしては致命的に低かった。

 

身長が低い事で仕事面でも不遇な扱いをされる事も多いが、負けん気が強くその在り方は育人も含めた周囲の人間にも影響を与えていく。

 

高いウォーキング技術を持っており、時にはトップモデルさえも霞ませるほどの圧倒的なオーラを放つ。

 

長谷川 心(はせがわ こころ)

服飾芸華大学に通う女子大生。

後に育人と同じように柳田のファッションブランドに加わる。

 

身長が181センチで高校生の時にスカウトされて、モデル活動をしていた。

周りからはその才能を高く評価されているが、本人はモデルの仕事は好きになれないでいた。

 

トップデザイナーの「綾野 麻衣」と出会ったことをきっかけにデザイナーを目指す事を決意する。

育人より年上であるが、先に働いていた育人の事を先輩と呼んでいる。

 

柳田 一(やなぎだ はじめ)

ファッションブランド「HAZIME YANAGIDA」を主宰しているデザイナー。

 

デザインの実力は高いが自分で服を縫うことはしない(できない)

「デザイン専門」のデザイナーである。

素人同然だった育人をプロの現場で通用するレベルにまで鍛えた師匠的存在。

 

周りに厳しい態度を取ることが多いが、優しい一面もある。

独立前は「ミルネージュ」で働いていたこともあり、藤戸親子とも面識がある。

 

綾野 遠(あやの とお)

ファッションブランド「Aphro I dite」社長「綾野 麻衣」の養子。

服飾芸華大学の歴史上でNO.1と言われるほどの実力を持つデザイナー。

 

東京コレクション以後に育人と知り合うことになる。

彼に興味を抱き、育人のことは「パタンナー」としては高く評価している一方で「デザイナー」として並み以下だと評する。

 

母親の「綾野 麻衣」にも引けを取らない才能に恵まれており

「デザイナーとして綾野 麻衣に勝つ」

ことに執着している。

 

綾野 麻衣(あやの まい)

ファッションブランド「Aphro I dite」のCEOにして日本屈指のファッションデザイナー。

服飾芸華大学のOGでもある。

 

芸華大のファッションショーで育人のショーを見て、彼の才能を高く評価していた。

業界の重鎮だが偉そうな態度は取らない人物だが仕事に関しては非常になる一面もある。

 

佐久間 美依(さくま みい)

「Aphro I dite novice」でチーフデザイナーを務める。

年齢は育人より年上で22歳。幼い見た目をしている。

 

過去に靴職人を目指していたが挫折した経験がある。

あげく「Aphro I dite」でも大きな赤字を出してしまったことで仕事に対してずっと無気力になっていた。

 

しかしその後育人と出会ってからは彼の影響を受け仕事への情熱を取り戻す。

デザインセンスは並程度だが、優れたコミュニケーション能力と行動力で営業面では大きな成果を出す。

 

花丘 真白(はなおか ましろ)

「Aphro I dite」でパタンナーを務めている。自分の事を「花丘」と呼ぶ。

育人より少し年上。

 

ファッションの学校を卒業してから、育人より数か月早くインターンを始めていた。

 

個人主観で勝手にデザインをアレンジするなどの悪癖があったりするが、パタンナーとしての実力は非常に高く、その大胆な行動が現場で新しい発想を生み出すことにつながることもある。

 

藤戸 研二(ふじと けんじ)

モデル事務所「ミルネージュ」の社長で千雪の父親。

育人の才能をいち早く見抜いてずっと手助けをしてくれている存在である。

 

身長に恵まれなかった千雪に対してモデルの才能は無いと厳しい言葉をかけたこともあったが、娘への自分なりの親心でもあった。

営業マンとしては非常に優秀。

 

「感想」

ファッションのスポ根もの!?

 

テーマは「ファッション

一見華やか業会のイメージがありますが、作品自体はスポーツ漫画に負けないでくらいの熱さを秘めています。

 

そして「友情」「努力」といった要素もしっかりと入っており少年漫画らしさも十分にあります!

ハンデがあるのはわかっているがそれでも自分の夢に向かって突き進むのも王道の設定。

さらに2人の主人公でそれを描くおもしろさ!

 

またファッション関係の事がわからない人、あまり興味が無い人でもついていけるように、ファッションの専門的なことだけではなく人間ドラマも色濃く描いていてストーリーに没入していけます。

 

完結済の作品で全22巻となっています。

最後はタイトルの鮮やかな伏線回収が素晴らしい★

 

今回は「マンガ大賞ノミネート」作品

「ランウェイで笑って」

を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました★

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