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今回の作品は
秘境の大穴アビス…!幻想と機械が入り混じる大冒険活劇!
「メイドインアビス」
(アル/ メイドインアビス/ 作者・つくしあきひと/ 竹書房)
作者: つくしあきひと
出版社 竹書房
ジャンル 青年マンガ
掲載誌 BAMBOO COMICS
メイドインアビスが面白い!あらすじ解説
「メイドインアビス とは」
2012年より「webコミックマンガ(竹書房)」で連載がスタート、年2回の不定期連載。
2018年「マンガ大賞」第8位
2020年2月時点でコミック累計発行部数333万部を突破。
2017年7月〜9月にアニメ第一期放送。
2022年7月〜 アニメ第2期放送中
2019年1月映画前編、2020年映画後編が公開。
人類最後の秘境と呼ばれる大穴「アビス」
そんな謎に満ちた秘境を冒険する少年少女の物語。
「あらすじ」
底知れぬ巨大な縦型の大穴「アビス」
それは人類最後の秘境と呼ばれていた。
その大穴の入り口周辺に作られた街には、アビスの探検を目的とする「探窟家」と呼ばれる人達が暮らしている。
彼らはその大穴にまだ見ぬロマンを追い求め今日もアビスに挑み続けていた。
その街の孤児院で暮らす探窟家見習いの少女「リコ」は、人一倍アビスに強い憧れを抱いており、将来は母「ライザ」のような偉大な探窟家になる事を目指していた。
ある日、リコが探窟している最中に謎めいた存在に命を助けられる。
その者が放った熱線の跡を辿ってみると、そこには見た目は人間の少年と変わらないロボットが倒れていた。
リコはそのロボットに「レグ」という名前をつける。
そして孤児院の大人たちにはその事を隠しながらレグと共に過ごしていった。
レグが孤児院に来て2ヶ月ほど経った頃、「ライザ」の白笛と封書がアビスから地上に上がってきた。
その封書の中身はまだ誰も確認した事がない深層生物の情報と「奈落の底で待つ」と書かれた手紙が入っていた。
その中にはレグに似たロボットも描かれている。
そして
リコは母親に会いに
レグは自分が何者かを知る為に
2人はアビスの深層を目指す事を決意する。
「登場人物」
リコ
本作の主人公。12歳の少女。
髪は金髪でおさげ、メガネをかけている。
「赤笛」(探窟で見習いを指す)
性格は活発で好奇心旺盛。
周囲の状況に取り乱したり感情の起伏が大きいところもある。
12歳の子供なので戦闘能力はほとんどないが、アビスの知識はとても豊富で、探窟には彼女の知識は必須となる。
発想力、判断力にも優れていて、彼女のそれが状況を打開することも多い。
母「ライザ」は「白笛」で伝説の探窟家と評されている。リコが2歳の時にアビスへと旅立った。
母と同じ「白笛」を目標としており、アビスの深層に想いを馳せている。
10年ぶりに発見されたライザの伝言と笛をきっかけにアビスの深層を目指す事を決意。
レグ
本作のもう1人の主人公。少年の姿をしたロボット。
アビスの中で機能を停止していたところをリコに発見される。
記憶が無く、名前や自分がロボットであることすら忘れている。
アビスの深層からやって来た(と推測されている)
頑強な身体と長く伸びるアーム
「火葬砲(インシネレーター)」
(掌と足の裏にある銃口のような所から放たれる強力熱線)
といった能力を内蔵している。
ロボットであるが豊かな感情を持っており、素直で純粋な性格をしている。
アビスでリコに発見され孤児院まで連れてこらてた。成り行きで一緒に暮らすことなったが、自分が一体何者なのかを知る為にリコと共にアビスの深層を目指すことを決める。
ライザ
世界に数人程度しかいないとされている「白笛」の探窟家。リコの母親。
探窟家として様々な功績を残している。
白笛の中でも伝説級とされており「殲滅のライザ」という異名がある。
小柄な身体で長い金髪が特徴的。
同じ隊にいた「トーカ」という青年と結婚してリコを授かる。
しかしリコの出産前に死別。
10年前にラストダイブ(絶界行)を行い、それ以来消息がわからない。
記憶を失う前のレグと行動を共にしていた事が視察されている。
トーカ
黒笛の探窟家。
ライザの元隊員仲間でリコの父親。
リコが生まれる前にライザとは死別した。
ナナチ
リコとレグがアビスで出会った「成れ果て」
見た目は獣人のようで、全身が被毛に覆われウサギのような耳をしている。
性別は不明。
見た目はリコ、レグと変わらない子供のよう。
しかし反対にとても大人びていて賢く、非常に知識も豊富。
深層四層にまでやってきたリコとレグがタマウガチに襲われたところを助け、以降は2人と行動を共にする。
補足事項
アビス
物語の舞台になる、1900年前に発見された大穴。
直径約1000メートル、深さ不明。
特異な生態系を持ち、現代の技術を遥かに超える人工物「遺物」が数多く眠る。
地上からの観測は困難。地上と深層とでは時間の流れが違うことも確認されている。
探窟家たちはアビスから地上に帰還する際に「上昇負荷」というアビスの呪いを受ける。深層に行ったときほどの帰路にかかる負荷は強くなる。
深界一層 : アビスの淵
深度0mから1350m
上昇負荷ー軽い目まいと吐き気
深界二層 : 誘いの森
深度1350mから2600m
上昇負荷ー頭痛に重たい吐き気、末端のしびれ
深界三層 : 大断層
深度2600mから7000m
上昇負荷ー平衡感覚に異常、幻覚、幻聴が現れる
深界四層 : 巨人の盃
深度7000mから12000m
上昇負荷ー全身の激痛、全ての穴からの流血
深界五層 : なきがらの海
深度12000mから13000m
上昇負荷ー意識混濁、全感覚の喪失、自傷行為
深界六層 : 還らずの都
深度13000mから15500m
上昇負荷ー人間性の喪失、あるいは死
深界七層 : 最果ての渦
深度15500m以深の空間
(深界七層の終わる深度は不明)
上昇負荷ー確実な死
深界極点 : 奈落の底
深度20000m以深の空間
全ての詳細が不明
探窟家
アビス探窟に挑む冒険家たちのことを呼ぶ。
探窟家にはそれぞれランクが設定されており、ランクごとにアビスに潜れる「深度制限」というものが与えられている。
見習いの「赤笛」
深界一層まで探窟可能
一人前の「蒼笛」
深界二層まで探窟可能
師範代の「月笛」
深界四層まで探窟可能
達人の「黒笛」
深界五層まで探窟可能
伝説・英雄の「白笛」
深度制限無し
遺物
アビスの中でのみ発見される人工物で一つ一つに不可思議な性質を持つ。
その価値に応じた等級で分類される(4級、3級、2級、1級、特級)
それ以上の希少遺物は「奈落の至宝(オーバード)」と呼ばれるが、存在自体が都市伝説となっている。
「感想」
冒険とはこういうものだ
壮大な世界観のファンタジー物。
可愛らしいキャラクターデザインに、物語が進むにつれ色濃くなっていく闇のバランスがこの作品をより良くしている印象です。
「奈落の底」っていうワードだけでテンションが上がってしまう筆者ですが、
底に何があるか分からない未知の大穴(アビス)を冒険するというストーリーがもう最高です。
深層に行けば行くほど危険が増すけど、その分貴重な遺物や情報が手に入るというのは冒険者の心も駆り立てるし、読者の心も高揚する!
「未開の地には何があるのか」
これを知りたいというのは人間の本能なんでしょうね。そんな人間の性を漫画というエンターテイメントに仕上げている作品だと思います!
アニメ化もされていてとても好評です★
細かい設定を把握したい方は漫画でじっくり読むのもおすすめだと思います。
今回は「マンガ大賞ノミネート」作品
「メイドインアビス」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★