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鬼灯の冷徹キャラクターやあらすじ

著者/リユ(同人誌ブロガー)

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今回の作品は

 

人間にとっての地獄、それは鬼にとっては日常に過ぎない!冷徹ドS「鬼灯」のドタバタ地獄DAYS!

「鬼灯の冷徹

(アル/ 鬼灯の冷徹/ 作者・江口夏美/  講談社)

 

作者: 江口夏実

出版社 講談社

ジャンル 青年マンガ

掲載誌 モーニング

鬼灯の冷徹キャラクターやあらすじ

「鬼灯の冷徹 とは」

2011年14号〜2020年6号の間「モーニング」(講談社)にて連載された。

 

2012年「全国書店員が選んだおすすめコミック」第1位

2012年「マンガ大賞」第14位

2021年「星雲賞」コミック部門受賞

 

2020年9月時点でコミック累計発行部数1400万部を突破。

 

テレビアニメ

第1期(2014年1月〜2014年4月)

毎日放送他、アニメイズムB1にて放送される。

第2期(2017年10月〜2017年12月)

TOKYO MX他にて放送、配信される。

第2期の続編(2018年4月〜7月)

に放送される。

 

地獄の世界•概念を会社運営に見立て、閻魔大王の第一補佐官の主人公と部下や上司である獄卒などとの交流を描くブラックコメディ作品。

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「あらすじ」

地獄では戦後の人口爆発や悪霊の凶暴化により亡者は溢れかえり、獄卒達は人材不足に悩まされており、地獄は前代未聞の混乱に陥っていた。

 

そんな中、頼りない閻魔大王に代わって地獄にある全272部署を取り仕切るのは鬼神の「鬼灯」である。

彼はその有能さから閻魔大王に抜擢され、閻魔大王の第一補佐官にまで上り詰めた男である。

 

その他

鬼灯の幼馴染で衆合地獄主任補佐の「お香」

女癖が悪く鬼灯といつも張り合っている中国の神獣「白澤」

おとぎ話で有名な「桃太郎」とその家来の「シロ」「柿助」「ルリオ」

新人獄卒の「唐瓜」「茄子」

など個性豊かなメンバーで過ごす鬼灯達の日常を描く。

 

「人にとっての地獄、それは鬼にとっての日常だった」

「登場人物」

 

鬼灯(ほおずき)

本作の主人公。

三百眼で額にツノが生えている。

閻魔大王の下で第一補佐官を務める男(2代目)

 

事務作業だけでなく現場調査もこなすという非常に有能な補佐官。

鬼の中ではトップの地位にいる。

 

かなりの拷問(仕事)中毒で、常に冷徹な知恵者でもある。

上司である閻魔大王にも容赦無く制裁を加え、サタンやベルゼブブなど自分よりも上位者に対しても全く媚びることなく、誰に対しても情け容赦無い態度で接する。

その為、周囲から敬遠•畏怖されているが人望は厚いと言われている。

 

鬼となる以前は人間だった。

鬼灯という名は黄泉に来たばかりの頃、閻魔大王によってつけられた名である。

 

 

閻魔大王(えんまだいおう)

日本の地獄の王。

地獄の最高責任者であり裁判官。

 

元は人間で日本人最初の死者とされている。

かつて亡者によって混乱の極みに達していた地獄を改革すべく、署名運動を行い自らが地獄の王となった。

鬼灯の名付け親であり、彼を第一補佐官にまで抜擢した。

 

一方で、裁判の業務以外は全く威厳のない人物。

仕事が立て込んでくると鬼灯に仕事を丸投げして、自分はテレビを見たりゲームをしたりと。

その度に鬼灯から容赦ないツッコミとヤキを入れられている。



唐瓜 (からうり)

子鬼の新人獄卒。

背が低く一見子供のように見えるが、子鬼としては成長しきっているので青年である。

 

しっかり者で仕事は出来る。

お香に心底惚れており、将来はお香と同じ衆合地獄の獄卒になる事を望んでいるが、動機が不純であることから鬼灯からの評価は芳しくない。



 

茄子 (なすび)

子鬼の新人獄卒。唐瓜の同僚。

唐瓜とは同郷で同級生。

 

同じく見た目は子供だが成長は終わっているので青年である。

唐瓜とは反対に思った事をすぐ口に出してしまううっかり者だが、鬼灯からは「良くも悪くも躊躇しない獄卒向きの性格」だと評価されている。

 

 

桃太郎 (ももたろう)

日本の昔話に出てくる桃太郎と同じ設定で、室町時代の人物である。

 

彼は普段、天国に住む資格を与えられているのだが、「桃太郎であるからには鬼を退治しなければならない」というやっかいなアイデンティティに従い、鬼を退治する為に地獄にやってくる。

しかし鬼灯に正論で言い負かされ、金棒一振りで刀も心もへし折られた。

 

 

以下3匹は元桃太郎のお供であった動物達。

3匹とも霊力を備えている神獣であり、鬼灯の斡旋で就職した。

シロ

好奇心旺盛で天然な犬。

思った事をすぐ口に出したり、考え無しに行動しては墓穴を掘ったりと常に痛い目を見ている。

 

しかも全く懲りていない為、周りからバカ、アホ呼ばわりされている。

地獄の中でも鬼灯にいちばん懐いており、非番の日でも鬼灯の外出についていく事もある。

 

 

柿助 (かきすけ)

何事にも慎重で思慮深いサル。

自称「チームのブレーン」を担当。

常に首にバンダナを巻いている。

 

600年前にカニの一家から「傷害致死罪」で訴えられており、カニの友人達に懲らしめられた事がトラウマになっている。

カニへの罪滅ぼしの為に、地蔵に導かれて桃太郎のお供となった。

 

 

ルリオ

3匹の中ではいちばんのしっかり者。

自称「ロケットランチャー」のキジ。

太っている事を少し気にしている。

 

ルリオの歌を聴いた者はつられて歌ってしまう。

自分が慕っているのは桃太郎だが、一方で鬼灯の能力も認めている。

親を鬼ヶ島の鬼に殺された過去がある。



その他の人物

 

お香 (おこう)

衆合地獄の主任補佐を務める。

妖艶な女性の獄卒。

 

優しい性格をしており、仕事の方も有能ではあるが少し天然なところがある。

元々は一般獄卒の一人だったが、女性獄卒を大増員する際に鬼灯から抜擢された。

同じ女性から嫌われないという特徴を持っているので、彼女が上に立つ事で女性獄卒が大部分を占める衆合地獄が上手くまとまっている。

 

 

芥子 (からし)

如飛虫堕処で獄卒を務めるウサギ。

また簡易地獄では特別顧問を務める。

 

かちかち山に登場したウサギで、生前自分を飼ってくれた老夫婦がタヌキに嵌められ殺された事で(復習は果たしたが)未だにタヌキには強い恨みを抱いている。

普段は温厚で落ち着いてあるが「タヌキ」のキーワードを耳にすると、突然怒りスイッチが入り凶暴化する。

「じわじわ報復する」がモットーで仕事に対しては非常にストイックな姿勢で臨んでおり、また日頃のトレーニングも欠かさないことから鬼灯からの信頼は厚い。

18歳以上限定のコミック・劇画

「感想」

地獄というか大企業に勤める鬼のお話(笑)

 

地獄でせっせと働く鬼達の日常をコミカルに描いた作品。

地獄と聞くと怖いイメージがありますが全くそんな事はなく、ギャグで埋め尽くされた地獄です(笑)

 

主人公の第一補佐官の「鬼灯」が仕事が優秀過ぎて尊敬すらしてしまう!

日本古来のおとぎ話に出てくる登場人物や、歴史上の人物達が天国や地獄で普通に就職しています(笑)

 

おとぎ話の英雄「桃太郎」に対する鬼灯の対応がおもしろすぎる(笑)

また地獄の概念や構成、仏教の教えなどを細かく描いており、外国の鬼や神などが登場し他国の生死観までもが詳しく述べられています。

 

古今東西の宗教観を詳しく読めるようになっているのはこの作品の魅力です!

地獄の鬼達のからすれば、「地獄の日常よりも現代のサラリーマンの方がよっぽど地獄」だと言われていて、このセリフがいちばん怖い(笑)

 

アニメ化もされてる人気作品です!

気楽に読めて、学べて笑える漫画です★

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今回は「マンガ大賞ノミネート」作品

「鬼灯の冷徹」

を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました★

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