「おもしろい漫画が読みたい!」
「おもしろい漫画ってどこにあるの?」
なんて思った人にお伝えします。
その答えはタイトルを受賞した作品をチェックすれば間違いありません!
「マンガ大賞」を受賞した作品を紹介するシリーズ
この記事を読めばおもしろい漫画に辿り着けます★
今回の作品は
各メディアも大注目!先が見えず鬱屈した今だからこそあなたの心をそっと癒してくれる物語
「ひらやすみ」
作者: 真造 圭伍
出版社 小学館
ジャンル 青年マンガ
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
ひらやすみ 漫画・あらすじや感想を紹介!
(アル/ ひらやすみ/ 作者・真造 圭伍 / 小学館)
「ひらやすみ とは」
2021年 TV Bros.主催「ブロスコミックアワード」受賞
2022年「THE BEST MANGA このマンガを読め」第3位
2022年「マンガ大賞」第3位入賞
フリーターのヒロトと従姉妹のなつみが譲り受けた平屋で共同生活を送るハートフルホームドラマ。
「あらすじ」
主人公•「生田ヒロト」(29)フリーター
釣り堀でアルバイトをしている彼は、その朗らかな雰囲気からかよくお年寄りに声をかけられる。
話しかけられてはお年寄りの人達に気の効いた事を言っていたが、若い好みの女性だったりすると全然うまく話せなかった。
ヒロトは役者になることを夢見て山形から上京してきたのだが、芝居中女優の前でNGを連発し、自分は向いてないと思い役者の道を諦める。
ヒロトは週2回ほど、「和田はなえ」さんというおばあさんの家に行く。
はなえさんは年金暮らしで元給食のおばちゃんだった。
ある事がきっかけでヒロトは、はなえと知り合いになる。彼女の家に晩御飯をご馳走になりに行くのが恒例になっていた。
はなえはトンカツ料理を作ってくれたり、風邪を引いていたヒロトに帰り、カリン酒を持たせてあげた。
しかしその翌日、はなえは心筋梗塞で亡くなってしまう。
独り身だったはなえは、この平屋をヒロトに相続してもらおうと生前から手続きを進めていたのだった。
こうして平屋を託されることになったヒロト。
そして美大に合格した従妹の「小林なつみ」を東京で預かる事になり、彼女の保護者として平屋で共同生活をすることになった。
「登場人物」
生田ヒロト
本作の主人公(29歳)山形出身。
現在は釣り堀でアルバイトをして生計を立てている。
勝負事が嫌いで、性格はのんびり屋さん。
たまにバイクに乗って旅に出たりする。
お年寄りには親しまれるが、好きなタイプの女性の前では緊張して全く会話ができなくなってしまう。
役者を目指し、山形から上京してきたのが、芝居中タイプの女優さんの前でNGを出しまくり、それをきっかけに役者の道を諦める。
出演した映画は「まぶしくて見えない」というタイトルだった
なつみからは普段「ヒロ兄」と呼ばれている。
小林なつみ
ヒロトの従妹(18歳)山形出身。
ショートボブの髪型がトレードマーク。
家事は苦手。
漫画家を目指しており春から美大に通う為に上京し、ヒロトが住む阿佐ヶ谷の平屋で共同生活を始める。
自意識過剰なところがあり、自分が田舎者だと言うことにコンプレックスを抱いている。
大学では中々友達が出来なかった。
高校生の時にヒロトからプレゼントしてもらった卓上のライトを今でも大事に使っている。
ヒロトからは普段「なっちゃん」と呼ばれている。
和田はなえ
83歳。阿佐ヶ谷の平屋に1人で住んでいる元給食のおばちゃん。メガネをかけている。
白のアジサイが好き。
1人で家事もこなしヒロトには週2回晩ご飯を作って食べさせていた。
その後、心筋梗塞で亡くなり、阿佐ヶ谷の平屋をヒロトに譲った。
誰にでも優しいヒロトが、いつか悪い人に騙されてしまうのではないかとずっと心配していた。
「感想」
ほのぼのしたい人におすすめ!
東京の阿佐ヶ谷に住む主人公達の毎日の日常が描かれているのですが、読むと何故か安心します。
疲れてる時ほど心を癒やしてくれるかもしれません。
それほど優しい漫画だと思いました。
あと基本悪い人物とかいませんので穏やかに読み進められます。
合間に入るナレーションも独特で温かみを感じます(朝ドラみたい)
ストーリータイプの作品ではなく、日常系なので話の繋がりをなどを気にせず隙間時間などにサッと読めるとこが良いですね。
世の中にはいろいろな漫画がありますが、こういう穏やかで、なんと言うかこう「静」を感じられる漫画は良いですね★
疲れた時にそっと手に取り読みたい、そんな作品です。
今回はマンガ大賞ノミネート作品
「ひらやすみ」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★