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ファイアパンチ あらすじを解説!評価や感想

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今回の作品は

「チェンソーマン」の藤本タツキが放つ戦慄のダークファンタジー!

「ファイアパンチ

(アル/ ファイアパンチ/ 作者・藤本タツキ/  集英社)

 

作者: 藤本タツキ

出版社 集英社

ジャンル 少年マンガ

掲載誌 少年ジャンプ+

ファイアパンチ あらすじを解説!評価や感想

「ファイアパンチ とは」

2016年4月〜2018年1月までwebコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で連載される。

 

2017年「このマンガがすごい!」男編 第3位

2017年「マンガ大賞」第8位

 

当初は「ジャンプSQ」の連載用としてネームが描かれていたが、そこでは審査が降りなかった。

 

担当編集者が「少年ジャンプ+」に企画を持ち込んだところ連載が決定したという。

連載が始まった頃は予算も少なくほとんど宣伝されず、話題に登るとは考えられていなかった。

 

しかし第1話を公開した直後、SNSを通じてバズることになりTwitterのトレンドにあがることに。

 

文明が崩壊した世界で、「消えない炎」に焼かれ続ける男を描いだ物語。

 

「あらすじ」

文明が崩壊した世界…。

地球は「氷の魔女」によって氷の世界に覆われ、飢餓と狂気に満ちていた。

 

そんな世界で暮らす人々の中には稀に「祝福者」と呼ばれる奇跡(能力)を使える人間がいた。

 

小さな村に暮らす青年の「アグニ」とその妹の「ルナ」

2人は身体の再生能力を持つ祝福者だった。

ルナよりも強大な祝福の力を持つアグニは、自分の肉を切り落とし、それを食糧として村人たちに分け与えていた。

 

しかしその行為を「ベヘムドルク王国」「ドマ」の軍隊に見つかり、悪事を働いていると非難されドマの祝福の力「焼きつくされるまで消えない炎」によって村は住民ごと焼かれてしまう。

 

自分の祝福の力のせいで「燃焼」「再生」という苦しみの状態を繰り返す事なってしまったアグニは、生きる事への執着を捨て去ることで再生が止まる事に気づく。

 

だが同じく燃焼と再生に苦しむルナが、アグニに「生きて」と伝え、そのまま力尽きる。

妹の言葉を受けアグニは生きる事を決意。

 

それから8年後、顔の炎を取り除く事に成功したアグニは、変わらず身体の燃焼に苦しみつつも、妹と村を奪ったドマに復讐するべく旅に出る。

「登場人物」

アグニ

本作の主人公。再生の祝福の力を持つ。

元々は妹思いの優しい少年だった。

 

飢餓に苦しんでいる村の人達の為に、自身の身体の肉を食糧として分け与えるが、その行為を良しとしないベヘムドルク王国の使いドマの「焼け朽ちるまで消えない炎」を浴びて燃焼と再生を繰り返す身体になってしまう。

 

再生の能力を止め死ぬ事を決意したが、同じようにドマに焼かれた妹ルナから最期息を引き取る前に「生きて」と伝えられ、生きる選択をする。

 

極限の痛みを伴いながら、アグニは全身炎をまとった冷酷な復讐者となる。

 

ルナ

アグニの妹。アグニよりは弱いが「再生」の祝福者である。

ドマに焼かれた時、意識がある状態で身体が炭化し、崩れ落ちながら死ぬという悲惨な最期を遂げる。

最期までアグニを想い、「生きて」と言い残した。

 

トガタ

強い再生の祝福者で年齢は300歳を超える。

自分の事を男性と自覚しているが身体は女性のトランスジェンダー。

 

子供っぽい性格をしており自己中心的。

映画が好きで映画で覚えた英語をよく使う。

祝福の力で長い間生きており物知りなところもあったり、文明が崩壊する前の世界を少しだけ知っている。

 

また戦闘能力が高くアグニに格闘術を教える。

行動を共にすることでアグニもトガタを慕うようになる。

 

サン

アグニによって救われた少年。

電気を発生させる祝福の能力を持つ。

少し抜けている性格をしている。

 

名前は旧世代の言葉で太陽の意味。

(世界を温かく照らすという願いがこめられているという)

髪を後ろに束ねており女の子と間違われることもある。

故郷の村人達が全員疫病にかかり、自分だけがかかっていない為村から逃がされた。

 

ネネト

「男の言うことは絶対」などといった常識や掟がある村で育ったが、その村の価値観に疑問を抱き村から脱走を試みる。

 

しかしベヘムドルクの兵に捕まりサンと共に同じ部屋に収容された。

それからトガタに助けられ、以降はアグニらと行動を共にする。

 

サンとは姉弟のような関係になっていく。

一方でアグニがだんだんと神として崇められていき、それが宗教化していくことに不安を感じている。

 

「感想」

復讐者の行き着く先

 

作者•藤本タツキ先生が「チェンソーマン」の開始の直前に連載していたのが本作になります。

 

筆者は藤木先生の事はチェンソーマンで知ったのでこちらの前作は知りませんでした。

読んだ感想は

さすがの藤本先生

の一言で作品からその才能をひしひしと感じます。

 

内容はチェンソーマンに負けず劣らず中々に重たい作品でショッキングな展開も多く万人向けではないのかもしれません。

 

そして藤本先生の作品は本当に先が読めない、読めなさすぎるくらい(笑)

でもそれがおもしろい漫画の定義だと思っています!

主人公のアグニが復讐の鬼となってから、様々な人と会って自分の中の大事な物を取り戻していくがその先は…。

 

今回は「マンガ大賞ノミネート」作品

「ファイアパンチ」

を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました★

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