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大東京トイボックス 漫画•あらすじ

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今回の作品は

 

クリエイター達の魂を揺さぶる熱血ゲーム業界群像劇!

デジタルリマスター版として復活!

「大東京トイボックス

(アル/ 東京トイボックス/ 作者・うめ(小沢高広・妹尾朝子)/  ナンバーナイン)

 

作者: うめ(小沢高広・妹尾朝子)

出版社 ナンバーナイン

ジャンル 青年マンガ

 

大東京トイボックス 漫画•あらすじ

 

「大東京トイボックス とは」

2006年11月号より「コミックバーズ」(幻冬舎コミックス)で連載がスタート。

前作「東京トイボックス」の続編にあたる。

 

2012年「マンガ大賞」第2位

 

テレビドラマ

2014年1月~2014年3月の間、「足立梨花」「要潤」主演でテレビ東京系列にて放送される。

 

ゲーム業界のリアルな現実を描いたヒューマンドラマ作品。

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「あらすじ」

前作「東京トイボックス」

 

ゲームプランナー「天川太陽」は自分の望むゲームを作りたいという野望で大手ゲーム会社「ソリダスワークス」を退社し、個人でゲーム会社「スタジオ3」を設立する。

 

地道に下請け仕事を続けていたが会社は業績不振に陥る。

そんな時、スタジオ3の業績を復活させるべく、親会社から有能な社員「月山星乃」が派遣されてきた。

そして、かつてスタジオ3が唯一オリジナルタイトルとして手掛けた戦国アクションゲーム「サムライ☆キッチン」の海外版開発の話が持ち上がる。

バグチェックもほぼ完了し海外版の開発も佳境を迎えた矢先、突然Sランクバグが発見される。

そしてサムライ☆キッチンの商標権が、かつて天川が務めていたソリダスワークスに買収され、スタジオ3で続編が作れないという事態に陥る。

 

 

今作「大東京トイボックス」

サムライ☆キッチンの海外版完成と、なんとか一時の財政難を乗り切ったスタジオ3は、天川によりヘッドハンティングされた月山星乃を社長に迎える。

そしてソリダスワークスに移籍した「谷崎七海」の穴を埋めるべく即戦力となるグラフィッカーを募集することに。

 

しかし天川の手違いで業界未経験で企画志望の「百田モモ」を採用してしまう。

仕方なしに社長となった月山は百田が使える人材かどうか3か月の試用期間で見極めようとした。

 

その後、ゲーム会社「MMG」社長「須田大作」からビジネスプログラムSOUPの参画の話を持ち掛けられる。

それを主催するのは天川と因縁のあるソリダスワークス局長「仙水伊鶴」だった。

 

ゲーム会社「電算花組」を共同開発のパートナーにおき、次世代ゲーム機でのタイトル制作に挑戦することになる。

 

「登場人物」

 

天川 太陽 (てんかわ たいよう)

34歳。男性。

スタジオG3では企画チーフを担当。常に赤いジャージを着ている。

 

元ソリダスワークスの社員で人気RPG「ゲームソードクロニクル」シリーズの初期三部作のメインプランナーだったが、局長「仙水伊鶴」との確執によりソリダスワークスを失踪・退社する。

その後、スタジオG3を立ち上げ最初は社長に就いていたが、月山星乃をヘッドハンティングしその座を譲る。



月山 星乃 (つきやま ほしの)

29歳。女性。スタジオG3の社長を務める。

元はスタジオG3の親会社であるIT企業に勤めるキャリアウーマンだったが、スタジオG3に派遣される。

 

それから紆余曲折を経て親会社に戻るが、天川のヘッドハンティングを受けて、スタジオG3の代表取締役社長の就任する。

 

 

百田 モモ (ももだ もも)

24歳。女性。髪型は黒髪ロングヘアー。

中学生の時、ソードクロニクルをプレイしたことがきっかけでゲーム制作者を志す。

 

スタジオG3は即戦力グラフィッカーを募集していたが、手違いで業界未経験の彼女を企画見習いとして3か月の仮採用とした。

天川の事を師匠と呼び慕っている。

 

 

金田 正志 (かねだ まさし)

スタジオG3のプログラマー。男性。ニットキャップをかぶっている。

百田の入社時には彼女に対抗心を見せるが、社内企画コンペティションを機に仲良くなった。

 

 

依田 敦史 (よだ あつし)

36歳。男性。

スタジオG3のプログラムチーフを務める。

数多くの現場を経験している業界熟練者。

ソードクロニクルの開発にも参加していた。

 

金田とは以前から知り合いでゲーム会社で再会する。

将来は業界の暴露本を出版するのが夢。

 

 

阿部 茉莉 (あべ まり)

27歳。女性。長い黒髪でスタイル抜群。

スタジオG3でグラフィッカーを務めている。

(谷崎の退社後はチーフになる)

趣味がBLで何かとカップリング妄想をしている。

 

 

須田 大作 (すだ だいさく)

ゲーム会社MMGの社長。男性。

スタジオG3とは取引相手である。

スタジオG3と電算花組にSOUPの参画の話をもちかけ、両社の仲介を務める。

 

 

半田 花子 (はんだ はなこ)

24歳。女性。

電算花組の社長を務める。

 

元は同人制作サークルの主催で、その人気に対する周囲の嫉妬が嫌になって「電算花組」を起業する。

ゲームの中心はシステムではなくキャラクターであるという信念がある。

 

 

仙水 伊鶴 (せんすい いづる)

33歳。男性。メガネと天然パーマが特徴。

大手ゲーム会社ソリダスワークスで局長を務める。

 

天川とは小学生の時にゲームセンターで知り合ってからの友人。

またソリダスワークスの元同僚でもある。

しかし途中でソリダスワークスを失踪・退職した天川とは確執が残り、何かと天川に強い執着を見せる。

 

 

谷崎 七海 (たにざき ななみ)

36歳。女性。

ソリダスワークス第16課発室室長を務める。

ソードクロニクルⅡ、IIIの開発にも関わっていたことがる。

その後スタジオG3の立ち上げにも参加しG3の所属となっていたが、仙水に誘われて再びソリダスワークスへ再移籍する。

なので天川とも仙水とも知った仲である。

 

 

卜部・ジークフリート・アデナウアー

ソリダスワークスで品証顧問を務めるドイツ国籍の男性。

後に執行調査部に異動し、企業の内部規制の強化を図るようになる。

組織・施設

スタジオG3 

天川太陽が設立したゲーム会社。秋葉原のビルの一室にオフィスがある。

立ち上げたばかりでまだまだ資金も少ない。

 

自社で制作した唯一のオリジナルソフト「サムライキッチン」の商標をソリダスワークスに売却したことにより、なんとか経営難を乗り越えて、親会社から独立した。

新タイトル制作の為、銀行から出資が得られなかったのでMMG社のSOUPに参画する。

 

ソリダスワークス

業界最大手の総合アミューズメント企業。

アーケードや家庭用ゲーム機のみならず、軍用機シュミレーターの開発まで手掛ける。

秋葉原に社屋を構える。

 

電算花組

同人ゲーム製作サークル「九龍黒パンダ団」を母体として設立されたゲーム会社。

東池袋に社屋があり、主に萌え系のゲームを製作している。

SOUPによるゲームの共同製作をスタジオG3と共同でやるこになる。

18歳以上限定のコミック・劇画

「感想」

ゲームクリエイター達の苦悩と喜びの物語!

 

この作品は、過去にゲームに熱中した事がある人ならぜひおすすめしたいマンガです!

 

筆者も子供の頃からゲームが大好きで(今もやりますが)夢中になってやっていました。

その時の熱量って今になっても残っていたりして、当時のゲームの曲を聴いたりするとその時の思い出がアツく蘇ってくるような感覚になったりします。

 

この作品はそんな夢中になれた思い出を作ってくれたゲーム開発に携わるお話。

 

ひとつのゲームタイトルが完成するまでの過程の中で、ゲームクリエイター達が命を燃やしてゲームを製作していく姿がカッコいい!

もちろん楽しい事だけではなく、開発にあたって発生する様々な問題や悩みがリアルに描かれていて、業界の裏側を見てるようでそれも含めて楽しめます!

また物語の後半には

「ゲームが子供に与える影響」

という社会的に大きなテーマに切り込んだりしています。

これについては昔からいろんな意見が飛び交っていて明確な答えがあるわけではないですが、物語を盛り上げるための材料のひとつとして重要だと感じました。

総じてベースはお仕事熱熱血もの!

ゲームクリエイターの方々の努力には頭が下がります!

ゲーム好きの方には特におすすめしたい作品です★

電子書籍の本屋さん

今回は「マンガ大賞ノミネート」作品

「大東京トイボックス」

を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました★

 

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