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今回の作品は
まぶしいほどに一途な想いが交差する競技カルタ青春ストーリー!
「ちはやふる」
(アル/ ちはやふる/ 作者・末次由紀/ 講談社)
作者: 末次由紀
出版社 講談社
ジャンル 少女マンガ
掲載誌 BE・LOVE
ちはやふるが面白い!あらすじや登場人物まとめ
「ちはやふる とは」
2008年2月号から2022年9月号まで講談社の「BE LOVE」で連載された。
2009年「マンガ大賞」大賞(第1位)
2009年「このマンガがすごい!」女編 第3位
2010年「このマンガがすごい!」女編 第1位
2011年第35回「講談社漫画賞」少女部門受賞
2012年第16回「手塚治虫文化賞」マンガ大賞最終候補作
2011年にアニメ化(1期〜3期)、2016年に映画化(3部作)される
2022年2月時点でコミック累計発行部数2700万部を突破。
競技かるたをテーマとした少女漫画。
物語は主人公の「綾瀬千早」が過去を回想していく流れで展開していく。
社会的反響は強く、この作品に影響を受けてかるたを始める人も増え「競技かるた」の人口増加にもつながった。
「あらすじ」
小学生編
小学生6年生になる「綾瀬 千早」は大好きな姉がおり、彼女が日本一のモデルになることが夢だった。
ある日、福井県から転校してきた同級生「綿谷 新」に出会い競技かるたの魅力に取りつかれることになる。
新のかるたに打ち込む姿に感銘を受けた千早は、幼馴染の「真島 太一」と新の3人で地元のかるた会(白波かるた会)に足を運ぶ。
そのかるた会で3人の戦う姿を見た府中白波会の会長である「原田 秀雄」は千早に隠れたかるたの才能を見出し白波会への入会を勧める。
それをきっかけに千早は本格的にかるたの道で「自分の」夢を追うことを決意する。
その後、新は家庭の事情で福井に帰ることになったが、かるたを続けていればいずれまた会うだろうと3人で再会を誓い合った。
高校生編
時が経ち、千早と太一は同じ瑞沢高校に進学した。千早はA級を取得するべく大会に出ると決め、2人は学校でかるた部を作るよう動いていく。
しかし学校で部と認めてもらうには5人の部員を揃える必要があると言われ、部員集めに奔走する。
そして、「大江 泰」「駒野 勉」「西田 優征」の3人が加わり正式に部として成立させることができた。
全国大会出場という目標を掲げて必死で練習に取り組む瑞沢かるた部。
結果、東京予選で見事に優勝を果たし、全国大会出場を決める。
全国大会初日の団体戦、どうにか決勝トーナメントまで勝ち進んだ瑞沢かるた部だったが、千早の体調不良も合わさり敗退してしまう。
気持ちを入れ替えて臨んだ翌日の個人戦、千早の前に史上最年少クイーン「若宮 詩暢」が立ちはだかる…!
「登場人物」
主要人物三人
綾瀬 千早(あやせ ちはや)
本作の主人公。かるた会府中白波会所属。
モデルの姉「千歳」がおり、本人も姉に負けないくらいの美人で長身(167cm)
小学6年生の時に新と出会った事をきっかけに競技かるたに魅入られていく。
高校に入ってからは幼馴染の太一と共にかるた部を設立しキャプテンを務める。
かるたへ情熱を注ぎ過ぎるあまり「かるたバカ」と呼ばれる事も。
競技かるた会の最高位である「クイーン」を目指し日々かるたに打ち込んでいる。
恋愛ごとには免疫が無くかなり疎いが、少しずつ太一と新との距離が変化していく。
真島 太一(ましま たいち)
千早の幼馴染。かるた会府中白波会所属。
成績優秀、スポーツ万能、ルックス抜群。
当然女子からモテるが本人は幼い頃から一途に千早の事を想い続けている。
かるたをきっかけに千早と親しくなった新に対抗意識を持ちかるたを始める。
しかし小学校卒業と同時に、千早、新と離れ離れになった事でかるたとは距離を置いた。
高校進学後に千早と再会し、彼女のかるた熱に動かされ再びかるたを始め、千早と一緒に部の設立に協力する。
かるた部では主将を務め、チームの精神的支柱として活躍する。
新とは、かるたでも千早をめぐってもライバル関係でいる。
綿谷 新(わたや あらた)
福井県出身。かるた会福井南雲会所属。
小学6年生の時に福井から東京に転向してきてから千早、太一と出会う。
祖父がかるた永世名人であり、本人のかるたの実力も全国トップクラス。
千早と太一をかるたの世界に引き入れた人物。
小学校を卒業してから地元の福井に戻る。
祖父が亡くなった事がきっかけでかるたからは遠ざかっていたが、千早、太一と再会を果たし再び競技かるたを始める。
普段は物静かだが、かるたへの情熱は凄まじく、並はずれた記憶力と積み重ねてきた努力で、競技かるた会最高位「名人位」を目指す。
瑞沢高校競技かるた部
大江 奏(おおえ かなで)
瑞沢高校かるた部員。呉服屋の娘。
古典に趣があり、百人一首や和歌などへの造詣はかるた部員の中でもいちばん深い。
和歌の意味や背景を大事にしており、試合にもその姿勢が強く表れる。
芯が強い性格でしっかり者。
部内では頼りにされている。
「専任読手」に憧れがあり、将来千早がクイーン戦で戦う時に専任読手を務める事を夢みている。
西田 優征(にしだ ゆうせい)
瑞沢高校かるた部員。翠北かるた会所属。
小学校時代に千早と対戦した事もあり、その縁でかるた部に入部することに。
かるた歴は部員の中でも最も長く、子供の頃から磨いてきた「流れの読み」を己の武器とし、チームの勝利に貢献していく。
周りからはあだ名で「肉まんくん」と呼ばれ本人はそれをよく思ってない。
そんな中、唯一太一だけは「西田」と呼び彼には感謝していると共に友情を育んでいる。
駒野 勉(こまの つとむ)
瑞沢高校かるた部員。
成績は学年2位の秀才である(1位は太一)
かるたを始める前は勉強しかしてこなかったが、太一のかるたへの情熱に動かされかるた部へ入部する事を決める。
部内では対戦管理記録を行い、自身の試合にもその情報を役立て、部員仲間にも的確なアドバイスを送るなど頼もしい存在となる。
密かに奏に好意を寄せている。
競技者
若宮 詩暢(わかみや しのぶ)
史上最年少クイーン。京都府出身。
千早に負けないくらいの美人だが服のセンスがあまりよろしくない。
独特のスタイルでかるたを取る。
周りからは「まるでかるたに愛されているかのよう」と評され、その丁寧さと鋭さを併せ持つ彼女のスタイルは、「音」に対する「感じ」に頼っていた千早に大きな衝撃を与える。
また新とは幼いころから因縁があり、圧倒的な強さを誇る詩暢も、新の存在は一目置いている。
周防 久志(すおう ひさし)
現役の名人。かるた会の最高峰に君臨する人物。
かなりの変わり者で、かるた会きっての問題児とも言われる。
天性の聴力を駆使し名人戦で5連覇を達成し、永世名人となるほどの桁外れな実力を持っている。
強い選手にしか興味を示さない。
公式戦の会場に現れてA級選手のみに和菓子を振る舞ったりする。
クイーンの詩暢には同じ境遇の同志のような感情を抱いている。
「感想」
スポ根系少女漫画!
ジャンルは少女漫画ですが「競技かるた」というテーマを盛り込んでいることで、スポーツ漫画的な要素の方が強い印象でした!
なので男性も抵抗なく読める作品だと思います!
現実でもそうですが、袴姿でかるたを打つ選手達がめちゃくちゃカッコいいですね!
かるたに向き合う千早達が、もうまぶしいくらい輝いてる青春ストーリーです!
メインはかるたでその横に恋愛要素がある感じ。
千早、太一、新の三角関係はザ•少女漫画★
かるたにしか興味が無かった千早が徐々に2人の事を異性として意識し始めるのも良い!
広瀬すずさん主演で映画化された事は有名でそちらで知った方も多いと思います。
そして2022年8月1日発売の
「BE LOVE」(講談社)9月号で堂々の完結を迎えました!
約15年にわたって連載された大作です!
今回は「マンガ大賞」作品
「ちはやふる」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★
ちはやふる読むならebookjapan!
以下でebookjapanについて詳しく解説しています。