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ボールルームへようこそ 原作の評価や感想

「おもしろい漫画が読みたい!」

「おもしろい漫画ってどこにあるの?」

なんて思った人にお伝えします。

 

その答えはタイトルを受賞した作品をチェックすれば間違いありません!

「マンガ大賞」を受賞した作品を紹介するシリーズ

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今回の作品は

踊り手の魂が交錯する!激アツダンスストーリー!

「ボールルームへようこそ

(アル/ ボールルームへようころ/ 作者・竹内友/  講談社)

 

作者: 竹内友

出版社 講談社

ジャンル 少年マンガ

掲載誌 月刊少年マガジン

ボールルームへようこそ 原作の評価や感想

「ボールルームへようこそ とは」

2011年12月号より「月刊少年マガジン」にて連載スタート。

途中で一時休載されていたが2017年2月号より連載が再開される。

 

2017年アニメ化

7月〜12月の間にMBSなどで放送される。

全24話

 

2013年「このマンガがすごい!」第9位

2013年「マンガ大賞」第3位

2015年「マンガ大賞」第5位

 

少年少女達の「競技ダンス」を題材にした作品。

ボールルーム

…舞踏室という意味。ballはラテン語由来の言葉で踊るという意味がある。

「あらすじ」

将来の夢もなくこれといった趣味もない中学生「富士田 多々良」は毎日を無気力に過ごしていた。

 

ある日街で不良に絡まれていたところをプロダンサーである「仙石 要」によって助けられ偶然にも「社交ダンス」に出会う。

 

「何かひとつ好きだと言えるものを」を作りたかった多々良は、自分を変える為に社交ダンスの世界に飛び込む。

 

仙石の指導の下、スタジオで練習をスタートする事になった多々良だが、そこで同級生の「花岡 雫」と出会う。

自分と似たようなタイプだと思っていた雫は実はアマチュアランキング1位の実力者であり、将来プロを目指す熱意を持っていたのだった。

 

自分は場違いだと感じた多々良ではあったが、スタッフに渡されたビデオを見たのをきっかけに社交ダンスの魅力に取りつかれ、本格的に仙石の下でレッスンすること決意する。

 

ある日、雫のパートナーである「兵藤 清春」の圧倒的なダンスを見せられた事で衝撃を受けるが、さらに社交ダンスの世界に引き込まれていった。

あるハプニングで清春のピンチヒッターで雫とパートナーを組み踊る事になった多々良は、それをきっかけにして自分の中に眠る才能を開花させていく。

「登場人物」

富士田 多々良(ふじた たたら)

主人公。中学3年生(登場時)

やりたい事が見つからず無気力に過ごす日々を送っていた。

 

街でカツアゲされていたところをプロダンサーの仙石に助けられた事をきっかけに社交ダンスの世界に足を踏み入れる事になる。

社交ダンスなど無縁であったが

「何も持っていない」自分を変えたくて仙石指導の下、ダンスを教わり始める。

 

観察力の高さと動きを模倣する才能があり、兵藤が言うには「感情で踊るダンサー」

パートナーに寄り添う事でその姿を変え、パートナーと調和した時にとてつもない存在感を放つ。

 

花岡 雫(はなおか しずく)

多々良と同じ中学に通う3年生。

普段はメガネをかけていておとなしい雰囲気だが、ダンスをする時はその姿を変える。

 

兵藤のパートナー。

現アマチュアチャンピオンかつアマチュアランキング1位。

スタンダードとラテンを踊る10ダンサー。

彼女も仙石の下でダンスを学んでいる。

パートナーである兵藤が負傷した際に、一時的に多々良とパートナーを組む事に。

 

多々良にとって最初のパートナーにして越えるべき最大のライバルでもある。

 

兵藤 清春(ひょうどう きよはる)

多々良と同じ年の天才ダンサー。

 

雫のパートナー。

現アマチュアチャンピオンかつアマチュアランキング1位。

普段は静かな雰囲気だがダンスが関わると人が変わる。

天才ゆえか非常に抽象的な物言いをする。

 

自分の動きを再現した多々良に対し今後の成長と期待を寄せる。

その後もスクール仲間、またライバルとしても多々良を導いていく。

 

赤城 賀寿(あかぎ がじゅ)

真子の兄でありダンスパートナー。

高校1年生。

三笠宮杯のラテン部門•ファイナリスト。

かなり優秀なダンサーではあるが、その優秀さゆえにパートナー(妹)の真子の存在感を完全に奪ってしまっていた。

 

多々良の進学した高校では風紀委員を務めていて、学校の先輩として、ダンスの先輩としても多々良をフォローするようになる。

 

赤城 真子(あかぎ まこ)

賀寿の妹でダンスパートナー。

中学2年生。

 

兄の賀寿と共にラテン部門の試合に出る事が多いが、本人はスタンダードをやりたいと思っている。

気弱な性格をしているが追い詰められると方言(上州弁)が出る。

相手のセンスを見抜く鋭さがある。

 

多々良とカップル練習をしていた時に初心者である多々良の隠れた才能に気づき、仙石に多々良ととのカップルの結成を申し出る。

 

緋山 千夏(ひやま ちなつ)

多々良が高校に進学した時のクラスメイト。

ダンスをやっているという多々良の自己紹介を「ダサい」と言いつけるが、実はプロダンサーの仙石•本郷の大ファンである。

 

本人もダンス経験者で中学時代はリード(男役)を担当していた。

しかし当時のパートナーの「明」との意識のズレが生じペアを解消し、そこからダンスと距離を置いていた。

 

多々良に対して最初は素っ気ない態度を取っていたが、前パートナーの明に挑発された事をきっかけに多々良とペアを組む事になる。

 

幼い頃から背が高くウエイトもある為、多々良がその長所活かした時に見せるパフォーマンスは凄まじい。

 

仙石 要(せんごく かなめ)

現役のプロダンサー。

スタンダードとラテン部門の二冠王者。

アマチュア時代に三笠宮杯でスタンダードとラテンの両部門で5連覇を達成しプロへ転向する。

 

多々良にダンスのきっかけを与えた人物。

ダンススクールでは多々良、雫、清春の指導にあたっている。

強引な性格で理不尽なところが多く、よく多々良が被害にあっている。

 

本郷 千鶴(ほんごう ちづる)

プロのダンサーであり仙石のパートナー。長身の美女。

千夏が最も憧れるダンサー。

 

仙石と賞金の使い道でモメて一時出場を停止していた時期がある。

ジュニア時代は千夏と同じように、女子同士でペアを組みリーダー(男役)をしていた。

 

「感想」

知らなかった、社交ダンスがここまで熱いものだとは…!

 

ダンスをテーマにした青春スポーツといったジャンルでしょうか!?

 

他のスポーツ漫画と比較すると「ダンス」というやや特殊なジャンルなので話の展開が難しそうと思っていましたが、読み始めるとそれは杞憂でしたね。

 

ダンスに関して完全に無知でしたがその方が入り込めるかもしれません。

ダンスシーンの迫力はすごくストーリー展開、キャラの心情描写も胸アツ!

それらを証明する圧倒的な画力に引き込まれます。

 

漫画はいわば静止画ですが、この漫画はダンスの表現力、躍動感が本当にすごい!

また主人公の富士田多々良、彼が成長してしていく姿はまさに応援したくなる少年漫画の主人公です。

 

2017年にアニメ化もされていますのでそちらで知った方も多いかも。

漫画から入った人は、ダンスの動きがどう表現されるのかをアニメでまた観てみるのもいいかもしれませんね★

 

今回は「マンガ大賞ノミネート」作品

「ボールルームへようこそ」

を紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました★

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