「おもしろい漫画が読みたい!」
「おもしろい漫画ってどこにあるの?」
なんて思った人にお伝えします。
その答えはタイトルを受賞した作品をチェックすれば間違いありません!
「このマンガがすごい」タイトルを受賞した作品を紹介するシリーズ
この記事を読めば必ずおもしろい漫画に辿り着けます★
今回紹介する作品は
怪獣列島日本激震…!巨大怪獣VS怪獣人間!
「怪獣8号」
(アル/ 怪獣8号/ 作者・松本 直也/ 集英社)
作者: 松本 直也
出版社 集英社
ジャンル 少年マンガ
掲載誌 少年ジャンプ+
怪獣8号が面白い!ストーリーを解説
「怪獣8号 とは」
2020年7月よりウェブコミック配信サイト「ジャンプ+」で連載がスタート。
2021年「マンガ大賞」第6位ノミネート
2021年「次にくるマンガ大賞」web漫画部門 第1位
2022年「このマンガがすごい!」男編 第3位
第5回「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」第2位
怪獣の発生率が群を抜いて多い架空の日本を舞台にしたバトル漫画。
「あらすじ」
怪獣が日常的に存在し人々の暮らしを破壊するような「怪獣大国」日本。
幼い頃に自分達の住む街が怪獣によって破壊された主人公の「日比野カフカ」は、幼馴染の「亜白ミナ」と一緒に怪獣を殲滅させるという目的を共有した。
時は流れ32歳になったカフカは怪獣防衛隊になる夢は叶わず、怪獣の死体を解体する業者「モンスタースイーパー」に就職し生計を立てて暮らしていた。
一方で防衛隊に入り怪獣討伐の一線で活躍するミナ。
そんな彼女を横目に鬱屈した毎日を送っていた。
ある日、モンスタースイーパーに入った新人の「市川レノ」から防衛隊の入隊年齢の制限が33歳に引き上げられた事を聞く。
迷いながらも再び入隊試験に臨もうと決意を新たにするカフカだったが、得体の知れない生物に身体を侵食されてしまい怪獣化してしまう。
(この時レノが最初の目撃者となる)
それからカフカは「怪獣8号」と呼ばれるようになってしまった。
「登場人物」
日比野カフカ
本作の主人公。32歳。男性。
子供の頃に住んでいた街が怪獣によって壊されてしまい、それをきっかけに幼馴染の「亜白ミナ」と怪獣を倒すべく防衛隊員になる事を誓い合う。
しかし試験に落ちてしまい不合格となり、それからは怪獣の死体を清掃するモンスタースイーパーに就職する。
今の自分にいろいろ思うことはありやさぐれたりしているが、仕事に対しては真面目で職場の同僚からの信頼は厚い。
いかつい顔に似合わず根は優しい、清掃中レノ1人を逃す為に怪獣に立ち向かう勇敢さも持っている。
後輩のレノから防衛隊の入隊年齢が引き上げられた事を聞かされ、再び防衛隊なる事を目指す。
しかし、謎の小さい怪獣に身体を侵食され怪獣化してしまう。
怪獣の能力は隠して入隊試験に臨み一時は不合格になるも、その後の試用期間を経てどうにか入隊する事ができた。
市川レノ
モンスタースイーパーのアルバイトとして入社したカフカの後輩にして相棒。18歳。男性。
防衛隊を志望しておりその入隊試験対策の一環としてモンスタースイーパーに入る。
防衛隊になる夢を諦めたカフカに対して、最初は冷たい態度を取っていたが、仕事の中でカフカの細かい気遣い、さらには怪獣から自分の身を挺して命を守ってもらった事もあり、それ以来カフカには敬意を抱くようになる。
防衛隊に入隊してから成長が著しく上司からも期待される存在となっていく。
亜白ミナ
日本防衛隊の第3部隊長を務める。
カフカの幼馴染。28歳。女性。
子供の頃に住んでいた街を怪獣に破壊され、カフカと共に防衛隊に入る事を誓う。
防衛隊に入れなかったカフカとは違い、入隊してからは脅威の活躍を重ねていき防衛隊最高戦力にまで登りつめる。
防衛隊に入隊してきたカフカに対しては、上官として毅然に振る舞っている。
怪獣について
古(いにしえ)より突然現れ、世界各地を襲撃する巨大生命体。
メインで出現する怪獣を「本獣」、それに付随して現れる小さな怪獣を「余獣」と呼び分けている。
基本的には出現後、速やかに防衛隊に駆除される為、特定の名称で呼ばれる事はない。
その一方で、大型怪獣や駆除が難航した怪獣は「識別怪獣」とされ「怪獣○号」とコードネームが与えられる。
「フォルティチュード」という数値で怪獣の規模(強さ)が表わされている。
6.0以上であれば本獣レベル。
8.0以上なら大怪獣レベル。
9.0を超えると歴史に残る大怪獣レベル
と言った様に数値が高いほど怪獣の脅威度が増していく。
怪獣8号とは
カフカが怪獣に変身した状態を指す。
人型をしており2本のツノが生えていて身体は黒い筋肉のようなもので覆われている。
怪獣をパンチ1発で粉々に粉砕する力を持つ。
防衛隊が討伐を試みるが、
隊が発足して以来初の未討伐怪獣となった。
フォルティチュードの数値は9.8を示す。
「感想」
これぞ「ジャンプ漫画」って感じがしました!
設定は王道だと思いますが、その王道さに読者を飽きさせず先の読めないストーリー展開はとても良かったです!
主人公の「日比野カフカ」ですが年齢が32歳というのも良い設定。
だいたい王道バトル漫画の主人公は15歳〜18歳ぐらいの若者がほとんどで、30歳以降の主人公は少年誌ではウケづらいかもと思いましたが全くそんな事はありませんでした。
カフカはしっかりジャンプの主人公を張れる男です!
入隊時、年齢の事や日々の生活習慣が影響して同期の若い隊員たちに大きく後れを取るカフカですが、自分に何ができるかを考え、怪獣の清掃業で得た知識を元に情報提供などで隊をサポートする彼の戦い方はカッコよかったです!
絵も迫力があり、ストーリーのテンポもいいのでとても読みやすいですね★
ジャンプらしい王道バトル漫画!
今後の展開も楽しみです!
今回は「このマンガがすごい!」受賞作品
「怪獣8号」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★