「おもしろい漫画が読みたい!」
「おもしろい漫画ってどこにあるの?」
なんて思った人にお伝えします。
その答えはタイトルを受賞した作品をチェックすれば間違いありません!
「このマンガがスゴイ!」を受賞した作品を紹介するシリーズ
この記事を読めばおもしろい漫画に辿り着けます★
今回の作品は
2D全盛期だった頃ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに彼女は凛と座していた…!
「ハイスコアガール」
(アル/ ハイスコアガール/ 作者・大童 澄瞳/ スクエア・エニックス)
作者: 押切 蓮介
出版社 スクエア・エニックス
ジャンル 青年マンガ
掲載誌 月刊ビッグガンガン
ハイスコアガールが面白い!あらすじキャラ紹介
目次
「ハイスコアガール とは」
スクエア•エニックスの
「増刊ヤングガンガン」に2010年vol.11
「増刊ヤングガンガンビッグ」に2011年vol.1〜vol.3まで連載。
同誌が月刊化し誌名が「週刊ヤングガンガン」になっと後も引き続き同誌で2018年vol.10まで連載された。
2013年「マンガ大賞」第4位
2013年「このマンガがスゴイ!」男編 第2位
テレビアニメ
第1期(2018年7月〜2018年9月)
第2期(2019年10月〜2019年12月)
TOKYO MX他にて放送される。
「ストリートファイターII」の登場で格ゲーブームに沸く時代を舞台にした、主人公とそのライバルがゲームを通じて交流を深めていくラブコメ作品。
「あらすじ」
時は1991年。
日々ゲーセン通いに明け暮れていた少年がいた。
彼の名は「矢口 春雄」小学6年生。
ある日、行きつけのゲーセンでクラスメイトの「大野晶」に出会う。
こんな下町のゲーセンなんかに来るようなタイプではないお金持ちのお嬢様である彼女は実は、凄腕のゲーマーだった。
自分がもっとも得意とする「スト2」で勝負を挑むハルオだが惨敗してしまう。
ゲームしか取り柄が無いハルオは自分の居場所であるゲーセンを守る為に、禁じ手と言われる「ハメ技」を使って勝とうとするが、激怒したアキラに殴り倒され、挙句の果てにそのゲーセンから出入り禁止を喰らってしまう。
これがハルオとアキラの因縁の始まりであった。
ゲームで遊ぶ為に行く先々で鉢合う二人は、ぶつかり合いながらもゲームを通じて徐々にお互いの距離を縮めていく。
しかしアキラは海外の学校に転校が決まっていた。アキラのお別れ会でも素っ気ない態度を取ってクラスから非難されるハルオ。
最初は忌々しい存在だと思っていたアキラが、気づけばかけがえのない存在になっていた事に気づき、アキラが出立する寸前に空港まで駆けつけ再会を誓い合った。
そして物語は中学生編へと続いていく…。
「登場人物」
矢口 春雄 (やぐち はるお)
本作の主人公。小学6年生。
勉強も運動も苦手でゲームだけが唯一の取り柄でそれを誇りに思っている。
自分が通っているゲーセンを「聖域」と呼び、地元のゲーセンでは「豪指のハルオ」として名を馳せている。
ある日、行きつけのゲーセンでクラスメイトのアキラと出会った事をきっかけに、実は凄腕ゲーマーだったアキラに対抗心を燃やすようになる。
最も得意なゲームは「スト2」
持ちキャラは「ガイル」
大野 晶 (おおの あきら)
本作のヒロイン。小学6年生。
成績優秀•容姿端麗で財閥の令嬢である。
家から多くの稽古事を強いられており、その息抜きの為に放課後こっそりゲーセンに通って遊んでいる。
一見物静かで大人しい印象だが、内心はかなりの負けず嫌いで腕っぷしも強い(初対面のハルオを蹴り飛ばした)
ハルオとゲーセンで出会ってから事あるごとにゲームで衝突を繰り返すが、互いにその存在を認めていく。
ゲームのレベルも非常に高く、常にハルオのひとつ上をいっている。
しかしホラーゲームは大の苦手。
「スト2」では「ザンギエフ」を使用する。
日高 小春 (ひだか こはる)
本作のもう一人のヒロイン。中学生編から登場。
ハルオが中学に進学してからのクラスメイト。
端正な顔立ちでスタイルも良く周りの目を惹きつけるが人付き合いが苦手でクラスではなるべく目立たないようにしている。
毎日楽しそうにゲームをしているハルオに興味を抱く。
実家の酒屋にゲームが設置されたことをきっかけにハルオとゲームを通じて交流していく。
ゲームは全くの初心者だったが直向きにゲームと向き合い、その実力をメキメキ伸ばしていく。
矢口 なみえ (やぐち なみえ)
ハルオの母親。
ゲームに熱中し過ぎているハルオに頭を痛めている。
ハルオも母のアクティブさに呆れ悪態をついたりしているが親子仲は良好である。
アキラやコハルとも面識があり、ハルオの部屋に異性が訪れる度にテンションが上がっている。
土井 玄太 (どい げんた)
ハルオ、アキラの小学校のクラスメイト。
整った顔立ちをしているが、キザったらしい言動と器の小ささが要因で全くモテない。
アキラに好意を寄せており、日々彼女をデートに誘うが全く相手にされていない。
基本的にハルオを見下しており、自分は全く見向きもされないアキラと親しくしている事が納得いかない。
鬼塚 ちひろ (おにづか ちひろ)
ハルオ、アキラの小学校のクラスメイト。
進学先もハルオと同じ中学に行き、コハルと仲良くなる。
下品な言動や男性の股を触診したがるなど異常な性癖を持ち合わせており、ゲンタはその被害者となった事がある。
中学進学後に出会った宮尾に好意を寄せている。
宮尾 光太郎 (みやお こうたろう)
中学生編から登場。ハルオの友人。
端正な容姿に性格も良く女子からはとてもモテている。
ハルオの人間的な魅力を認めており「ハルオのマブダチ」を公言している。
時おり発言が暑苦しい時もあるが、ハルオの良き理解者である。
「感想」
ゲームが繋ぐ絆の物語
これはゲーム好きなら必読の作品ではないでしょうか!?
そうでない人にもぜひおすすめ!
時代が1991年という事で当時はスーパーファミコン全盛期!
出てくるゲームが懐かしくてヤバいです、筆者も小学生の時「ストリートファイターII」めっちゃやってました♪
「待ちガイル」がほんと懐かしい(笑)(わかる人はわかると思います)
ゲームの内容に目が行きがちですが、ストーリーのベースにあるのはハルオとアキラのゲームを通した絆が涙を誘います。
最初はバチバチに歪みあっていましたが、徐々にお互いを意識し合うようなラブコメ要素も入っていてヒューマンドラマとしても完成度は高いと思います。
小学生にしてゲーム業界の動向を深読みして分析するハルオはスゴい…。
現在のゲーム業界をハルオが見たらどんな感想を抱くのか…!?
今回は「このマンガがスゴイ!」受賞作品
「ハイスコアガール」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★