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「おもしろい漫画ってどこにあるの?」
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この記事を読めばおもしろい漫画に辿り着けます★
今回紹介する作品は
その身に悪魔を宿し悪魔を狩る…!新時代ダークヒーローアクション!
「チェンソーマン」
(アル/ チェンソーマン/ 作者・藤本タツキ/ 集英社)
作者: 藤本 タツキ
出版社 集英社
ジャンル 少年マンガ
掲載誌 週刊少年ジャンプ
チェンソーマンどこが面白い!?あらすじや感想
目次
「このマンガがすごい! チェンソーマン とは」
2019年1号~2021年2号まで「公安編」が「週刊少年ジャンプ」で連載された。
第2部「学園編」は2022年7月13日連載開始。
2020年「このマンガがすごい!」男編 第1位
2020年 第66回「小学館漫画賞」少年向け部門 受賞
2021年「ハーベイ賞」BestManga部門 受賞。
2021年12月時点でコミックス累計販売部数は1200万部。
「あらすじ」
人間の恐怖を原動力とする「悪魔」と呼ばれる化物が当然のように存在する世界。
主人公・「デンジ」は亡くなった父親の借金を返す為に「チェンソーの悪魔」である「ポチタ」と一緒に悪魔を排除する「デビルハンター」として生計を立て日々を暮らしていた。
だが借金は一向に減ることはなく、いたって普通の日常を願いながらそれを叶えるには全くと言っていいほど届かなかった。
ある日、デンジは仕事を斡旋していたヤクザに騙されてしまい、「ゾンビの悪魔」にポチタと共に殺されてしまう。
だがポチタはデンジの血を飲んで蘇り、「契約」によりデンジの心臓部分となった。
そのおかげでデンジは復活し「チェンソーの悪魔」となりゾンビ集団を一掃してしまう。
そして現場に駆け付けた公安のデビルハンターである「マキマ」にその身を預け公安で管理されることになった。
東京の公安本部に移ったデンジは、マキマの指示を受けて公安の先輩である「早川 アキ」と、デンジの相方として選ばれた「血の魔人・パワー」と同居を始めることとなる。
そして公安では、かつて7分間で110万人を殺害した「銃の悪魔」の討伐を掲げ大きく動きだしていた。
「補足事項」
悪魔
動物や植物、あらゆるものの概念などの名前を持って生まれてくる人智を超えた怪物。
人間がその名前を恐怖・嫌悪するほどその力は増大していくと言われている。
魔人
人間の死体を乗っ取った悪魔で、中には人間の記憶を引き継いでいる者もいる。
悪魔でも魔人でもない存在
デンジのような姿・意識は人間だが、悪魔に変身できる者。
ほぼ前例がない。
契約
悪魔と人間が結ぶ約束のようなもの。絶対的なものであり破れば死んでしまう。
デビルハンター
人々を悪魔から守る職業。基本は悪魔と契約しその力を借りて戦うことが多いが、生身で武器を用いて戦う者もいる。
「登場人物」
デンジ
本作の主人公、16歳ぐらい。
死んだ父親の借金を返済する為に、「チェンソーの悪魔」であるポチタと一緒に非正規のデビルハンターとして活動していた。
ある日、ゾンビの悪魔と契約したヤクザ達に殺されてしまうが、ポチタがデンジの心臓となって蘇生する。
それがきっかけで「チェンソーの悪魔」に変身できる能力を手に入れ、ゾンビになったヤクザ達を皆殺しにする。
その後、公安のマキマに保護され正式に公安所属のデビルハンターとして働くことになる。
性格は単純で物事を深く考えることができない。基本は自分の欲望に忠実で自信家。
チェンソーの悪魔
デンジが悪魔に変身した状態を指す。
胸のあたりに生えたロープを引っ張ることで変身し、頭部がチェンソーの形状になる。
両腕からもガイドバーとソーチェンが生え、鋭い刃で敵を切り刻む。
ポチタ
デンジの相棒で「チェンソーの悪魔」
瀕死状態のところをデンジに助けてもらい血を分け与えられた。
「ポチタを助ける代わりにデンジを助ける」という契約を結び協力するようになった。
デンジが殺害された時、彼の心臓となることでデンジを助け再度契約を交わしデンジと一体化することに。
その後もデンジの身体の中で生き続けている。
マキマ
デンジを保護した女性。公安内ではデンジの上司になる。
内閣官房長官直属のデビルハンター。その実力は非常に高く、同僚からも畏怖されている。
基本は優しく寛容的であるが、物事に対してとても冷たく処理する一面もある。
(ちなみにデンジは彼女に好意を抱いて憧れている)
全体を指揮する立場であるが、デビルハンターとしても非常に優秀で多くの悪魔と契約し使役しているほどの実力者。
彼女の出自や真意などは不明で謎が多い人物。
早川 アキ
公安部所属でデンジの3年先輩にあたる。男性。
デンジとパワーの保護者&監視役として共同生活を送ることに。
命の恩人としてマキマを慕っている。
両親と弟と暮らしていたが「銃の悪魔」に自分以外殺されてしまった過去があり、復讐の為にデビルハンターとなった。
普段は冷たく振る舞っているが、本当は情に厚く優しい人間である。
剣術を得意とし生身の人間でありながら戦闘能力は非常に高い。
パワー
「血の魔人」にしてデンジのバディ。見た目は10代後半の女性。
魔人としては理性や知性が高かった為、マキマに保護されデビルハンターとしての訓練を受けて育つ。
デンジとバディを組んでからは、アキと3人で共同生活を始める。
性格は自己中心的でわがまま。虚言癖があり言葉と行動に全く一貫性が無い。
元が悪魔だった為かプライドが高く、人間に対しても高圧的な態度を取る。
血を操る能力を持ち、血を凝固させて武器を作ったり、他人の血液を操作することで止血などもできる。
「感想」
ジャンプの漫画はあの有名な三原則
「友情•努力•勝利」
に基づいて創作された作品が多く、それは昔から変わっていません。
しかしこのチェンソーマンは良い意味でジャンプ漫画ではないと思いました!
内容は重たいしグロテスクな描写も多いので読む人を選ぶかもしれません。
ですが作者•藤本タツキ先生の才能がバリバリに発揮されていてめちゃくちゃおもしろいです!
当時ジャンプで連載していた時、週刊で追いかけて読んでいましたが、「先の読めない漫画No. 1」でした。
「こうはならないだろ」
と思ってた事が平気で起こったり、けっこう無慈悲に人が死んだりするのでショックを受けたりもしますが、その時点で藤本先生の世界にハマっていてページをめくる手を止められません。
悪魔のデザインもカッコいいし、各キャラクターも魅力的!
物語りもサクサク進むのでその点も読みやすいです。
(ただ予想を裏切る展開が多すぎるw)
チェンソーマンを知らない方はぜひ第一部から読む事をおすすめします!
今回は「このマンガがすごい!」受賞作品
「チェンソーマン」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★