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今回の作品は
エリートサラリーマンが転生したのはなぜか幼女…!?魔法と銃の入り乱れる世界で安全に出世を目指すが…
「幼女戦記」
(アル/幼女戦記 / 原作・カルロ・ゼン/KADOKAWA )
原作:カルロ・ゼン
作画:東條チカ
キャラクター原案:篠月しのぶ
出版社:KADOKAWA
ジャンル:少年マンガ
掲載誌:角川コミックス・エース
幼女戦記 キャラクター紹介
目次
「幼女戦記 とは」
小説投稿サイト「Arcadia」で2011年から連載がスタートし、2013年10月に「エンターイレブン」(KADOKAWA)にて書籍化される。
コミカライズ
2016年4月より「月刊コンプエース」にて作画「東條チカ」で連載がスタート。
2018年「このライトノベルがすごい!」単行本・ノベルズ部門第3位
2021年12月時点でシリーズ累計発行部数は950万部を突破。
第1次世界大戦と第2次世界大戦が混ざったような状況のヨーロッパに似た世界を舞台とし、その世界に幼い女の子として転生した元日本人のサラリーマンが軍へ入隊し自分が所属する「帝国」の兵士として敵対国家群と戦っていく物語。
「あらすじ」
21世紀初頭の日本。
徹底的な合理主義者でエリートサラリーマンであった主人公は、同僚の逆恨みで命を落としてしまう。
死後の世界で「創造主」を名乗る存在Xは主人公のリアリストな言動と無信仰を咎める。
そして戦乱の世界で、反省し信仰を取り戻させるため孤児の少女である「ターニャ・デグレチャフ」として別世界に転生させた。
転生した世界は魔法技術が存在するが、大まかに20世紀初頭のヨーロッパに似た世界で、自身が生まれ育った「帝国」は技術大国ではあるが経済が低迷しているうえに周囲の諸国と外交的・軍事的問題を抱え、数年後には大戦に至る様相を呈していた。
前世の記憶を持ったまま転生を果たしたターニャは、天性の魔導の才能から幼くして徴募されることとなり、それならばと士官学校へ進むことを選択する。
前世の記憶を活かし軍人としてのキャリアを積んで、安全な後方勤務で順風満帆な人生を送ろうと計画するターニャであったが、思惑は外れ、大戦の最前線に送り込まれ続けることになる。
「登場人物」
ターニャ・フォン・デグレチャフ
本作の主人公。金髪碧眼の幼女
帝国軍の航空魔導師士官。第二〇三航空魔導大隊の大隊長。
物語開始時点では9歳。
元は日本の30代のサラリーマンである。
上昇志向が強く他者を顧みない性格であったが、それが災いして会社の同僚に逆恨みで唐突に殺される。
死後の世界にて「道理を知らない」「信仰心がない」として、「X」によって異世界に記憶を保ったまま女として転生させられてしまう。
魔力適性があったことから、孤児院での貧しい暮らしから抜け出すために幼くして士官学校へ進み、わずか9歳で将校となった。
前世も転生後も徹底した合理主義者(リアリスト)は変わらず、本人としては軍で栄達した上で平穏無事な人生を望んでいる。
しかし、その思惑によって打つ手のほとんどが裏目に出てしまい本意を逆に取られて、望んでもいない戦争の最前線へ送り込まれ続ける。
前世の知識も踏まえた合理的判断と高い分析能力、そして「エレニウム九五式」によって隔絶した戦闘能力、指揮能力を持ち合わせている。
また士官候補生時代の活躍で「白銀」の二つ名を持つ
ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ
帝国の航空魔導師士官。
二〇三大隊では第一中隊に所属。
幼年学校出身で出自は連邦からの亡命者の娘。
ターニャにとって最初の部下であり後の副官。
新兵時代から現在まで戦場ではターニャとバディを組んでおり、ターニャが最も長く戦場を共にしている人物。
常識人ではあるがターニャとの長い付き合いのために感化されている部分もある。
彼女の考えを察して行動を取れるほか、珈琲を淹れるのも上手なためターニャからはなにかと重宝されている。
戦闘力は他の隊員に引けを取らず、副官としてターニャをサポートしつつ戦闘についていけるだけの高い実力を持つ。
また、ターニャ不在時の第一中隊の指揮を行うこともある。
マテウス・ヨハン・ヴァイス
帝国の航空魔導師士官。中尉
第二〇三航空魔導大隊の副長兼同大隊第二中隊長
常識人で真面目な性格をしており、ターニャを敬愛して忠実に従う。
気配りが上手くターニャから組織に必要な人材とみなされる一方で当初は機転を利かせられず、教本通りに動こうとするなど真面目すぎる故の欠点を抱えていた。
それらは実戦経験を積むにつれて克服されていき後には卓越した軍人となる。
ターニャが全てを言葉に表さずとも彼女の真意を的確に読み取り行動できるためヴィーシャと共に重用されている。
またターニャ不在時には大隊長代理を務める。
ヴォーレン・グランツ
帝国の航空魔導師士官。階級は少尉
第二〇三魔導大隊第二中隊所属隊員。
ターニャが在籍・卒業した士官学校出身の新任士官の青年。
戦況悪化による促成方針で士官学校時代に十分な訓練を受けられなかったため、卒業と同時にライン戦線に放り込まれ、地獄のライン戦線で無理やり実戦経験を積まされる。
頼りなさげな部分はあるものの十分に成長したとしてターニャやヴァイスからの信頼は高く、特にヴァイスの副官役を務めることが多い。
ツイーテ・ナイカ・タイヤネン
帝国の航空魔導師士官で階級は准尉。
モヒカンヘアの巨漢。
第二〇三航空魔導大隊第一中隊所属隊員。
腐ったジャガイモのスープに食あたりし、長期療養で傷痍退役することになった魔導大隊の最初の脱落者。
漫画版では彼の離脱が、グランツが基幹メンバーに抜擢される端緒となった。
ハンス・フォン・ゼートゥーア
帝国軍参謀本部所属。戦務参謀次長。
静かな物腰が特徴で、軍人というよりも学者のような雰囲気を持つ人物。
本来は作戦畑の出身だったが、長らく戦務担当として活動したため渉外など政治の論理も熟知しており、後方でも前線でも類まれなる手腕を発揮する傑物である。
しかし、明晰であるがゆえに主流派の方針とぶつかることが多く、また種明かしを味方にも全然しないことから業を煮やした態度を取られることも多く、政府・軍首脳部問わず疎まれることも多い。
偶然会った陸軍大学時代のターニャから世界大戦や総力戦の展望を聞き、以降、彼女には目を掛け、後の第二〇三魔導大隊設立の立役者となる。
結果として勘違いからターニャを酷使してしまっているが、彼女の考えをよく理解しているうえに、ターニャ自身もゼートゥーアの考えを勘違いしているため、彼女から理想の上司と評される。
エーリッヒ・フォン・レルゲン
帝国軍参謀本部所属。参謀将校。少佐。
優秀かつ極めて常識的で将来を有望視された将校。
古くからターニャを知っており、軍上層部で唯一彼女を狂人として危惧する存在である。
一方で彼女が正しいと理解する1人でもあり、そのジレンマに悩むことも多い。
ターニャの存在を危惧するがゆえに彼女を掣肘して前線などから異動させようとするが、そもそも後方勤務を望んでいるターニャの狙いに合致するため、結果として彼女から信頼されることになる。
クルト・フォン・ルーデルドルフ
帝国軍参謀本部所属。作戦参謀次長。准将。
男盛りの精悍な軍人。
ゼートゥーアとは同期で旧知の仲、共に機動戦と兵站の権威として知られる。
「ノルデン北方戦」によるフィヨルド急襲を発案し、そこでターニャの能力の高さを知る。
軍人として有能ではあるが、その軍歴を作戦畑でのみ培ったために、軍事以外の分野の視野狭窄に陥り、そこをゼートゥーアから危惧されている。
帝国最高統帥会議の現実感の無さに苦慮し、当初はあくまで帝国軍人として愚直に責務を全うしようとするが、帝国の勝利のためにはクーデターによって政治権力の一元化をする必要があると思い悩むようになる。
「感想」
異世界✖️ミリタリー🟰萌え…じゃない!
大企業に勤めるエリートサラリーマンの主人公がある日逆恨みで命を落とし、神と名乗る存在「X」と出会ってから幼女として異世界に転生します。
転生した世界は国と国で戦争をしており、主人公が軍人としてその世界を生き抜いていくお話です。
タイトルの幼女というワードからは想像できないほど戦争や、それに参加している軍隊の要素が全面に出てきており、読んでから衝撃を受けます。
幼女だからといって萌的な要素はほぼありませんし恋愛要素も全く無しと振り切ってるところが良い!
軍隊に入ったとはいえ平穏無事に生きていこうとする主人公と、それを許さない周りの対応とのすれ違いが作品の見所でおもしろいところですね!
またこの世界には魔法理論が存在しており、物理的な兵装と「魔法」を使い分けているところも説得力があって良かったです。
難しい専門用語の理解や、状況を把握していくのに少し集中して読み込んでいく必要もありますが、画力も高く戦闘(戦争)シーンも迫力満点なので、だいたいで読み進めていっても十分に楽しめます。
他の異世界転生ものとは一線を画す作品!
読み応え抜群★
今回は「異世界転生シリーズ!」作品
「幼女戦記」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★
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