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今回の作品は
転生した直後に仲間に裏切られる主人公…他人を信じる事ができなくなった彼の前に一人の少女が現れる…!?
「盾の勇者の成り上がり」
(アル/ 盾の勇者の成り上がり/ 原作・アネコユサギ/ KADOKAWA)
著者:藍屋球
原作:アネコユサギ
キャラクター原案:弥南せいら
出版社:KADOKAWA
ジャンル:青年マンガ
掲載誌:MFコミックス フラッパーシリーズ
盾の勇者の成り上がりWEBで読める!
「盾の勇者の成り上がり とは」
2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載がスタートし、2013年「MFブックス」より書籍化される。
コミカライズ
「コミックフラッパー」(KADOKAWA)2014年3月号から、作画•藍屋球による漫画が連載スタートする。
2022年1月時点でシリーズ累計発行部数は1100万部を突破。
4人の若者が異世界に勇者として召喚されるが、主人公だけがある策略により裏切られ悪者扱いされる。
それを受け主人公が段々と力をつけ周囲を見返していく物語。
「あらすじ」
大学生の「岩谷尚文」は、ある日図書館で何気「四勇者」というものについて書かれた本を手に取ると、突如として異世界に転生される。
そこはメルロマルクという国家で、尚文以外にも三人の若者が同じように転生していた。
「天木錬」「剣の勇者」
「川澄樹」「弓の勇者」
「北村元康」「槍の勇者」
そして尚文は「盾の勇者」であった。
次元の亀裂から魔物が大量に湧き出す「波」から世界を守ることを国王から命じられ、それぞれの武器を鍛える為に仲間を連れて旅をする事になる。
しかし、「盾」は攻撃が出来ず人気も全く無かった為、「盾の勇者」である尚文の仲間になったのは女従者の「マイン」だけであった。
だが、マインは尚文を裏切り全財産を盗み取っただけでなく、彼に婦女暴行の冤罪をかける。
勇者としての名声や信頼、金銭までをも失ってしまい、異世界の人間に絶望して人とパーティは組まずに旅に出る事に決めた尚文は、パーティの攻撃役として奴隷商人から亜人の少女「ラフタリア」を買い、2人で旅に出る。
当初は契約による主従関係でしかなかった2人だが、旅を続けるうちに互いに信頼し合う仲間となっていく。
「登場人物」
岩谷 尚文(いわたに なおふみ)
本作の主人公。物語の語り手も担う。20歳。
四聖勇者の一人で「盾の勇者」
転生前はオタク気質の大学生だった。
ある日、図書館で「四聖武器書」を読んでいた時に、突然異世界に「盾の勇者」として召喚される。
魔物討伐の為、それぞれの武器を鍛えるべく国が用意した仲間達と共に旅立つがその翌日に、実は盾の勇者を嫌う国メルロマルクの王女の仲間である「マイン」に裏切られ、婦女暴行の罪を着せられてしまう。
その後、人間不信に陥ってしまったが、攻撃力を持たない盾の勇者では一人で旅立つのは厳しいと考え、奴隷商人から捨て値で売られていた亜人の少女「ラフタリア」を購入した。
戦闘スタイルは名前の通り「盾役」であり、並はずれた高い防御力とスキルで味方を守り敵の攻撃を防ぐ。
その代わり攻撃力はほぼ無い。
ただし変化させた盾のカウンター機能によって相手に反撃を与える事は出来る。
魔法適正は回復と援護。
また奴隷や魔物など魔法契約した相手に対しての能力•成長に関する補正効果のある盾を活用し味方をサポートする。
ラフタリア
タヌキ系の亜人。
紅茶色の背中まであるロングヘアーと澄んだ紅茶色の瞳が特徴的で整った顔立ちをしている。
尚文が最初に買った奴隷。
メルロマルクのルロロナ村で生活していたが、メルロマルクの最初の「波」に巻き込まれて両親を亡くしていた。
尚文が購入した当初は10歳ほどの少女だったが、亜人はレベルの上昇に合わせて急成長する為、外見年齢は18歳ぐらいに育っている。
魔法適正は光と闇。
幻惑魔法が得意で、また同様に見破る事も可能。
武器は剣を使用し、後に魔法剣も覚える。
剣を扱いながら幻惑魔法によるトリッキーな戦いを得意とする。
フィーロ
尚文が奴隷商人から買った卵から孵った鳥型の魔物でフィロリアルという種族(アリア種)
始めは大きな鳥の姿をしていたが、成長すると幼い人間の幼女に変化した。
育ての親である尚文に対しては本当の子供のように懐いている。
魔法適正は風。
鳥型(魔物)形態と人型形態のどちらでも戦闘は可能。俊敏で高い攻撃力を持つパーティのメインアタッカーを務める。
武器は爪を使用し、鳥型形態の時は足、人型形態の時は手に装備する。
メルティ=メルロマルク
メルロマルク王国第二王女。
王位継承権第一位。10代前半。
王族としての責任感が強く、友達も大切にする性格。
見聞を広める為、女王の下で学んでいた。
物語の途中、三勇教信者の近衛騎士に暗殺されそうになったところ尚文一行に助けられ、それ以降同行するようになる。
魔法適正は土と水。
どちらかと言うと水属性の方が資質が高く、尚文達と出会った当初、自身のレベルは低かったものの、それなりに強力な魔法を放つ。
アトラ
ハコク種の亜人。
シルトヴェルト王族の末裔であるが、人族との混血で迫害されていた。
尚文達と出会った時は全身に火傷のような跡があり、目も見えず歩けなかったが、尚文が最高級の治療薬を飲ませた事と盾の力で完治する。
以降、自分を救ってくれた尚文を強く慕うようになる。
人の本質を見抜く聡い性格をしているが、尚文の事が絡むと言動が過激になる。
類まれなる武術の才能を持っており、目は見えないままであるものの気の流れを読み行動し、戦闘もこなす。
亜人ではあるが、なぜかレベルが上がっても外見が成長している様子は見られない。
四聖勇者
異世界•メルロマルク王国において、最高位の聖武器4つに選ばれた勇者達。
歴史上のある理由によって「盾の勇者」は一段評価が低く見られている。
今代の勇者達はパラレルワールドの現代日本から召喚された四人である。
北村 元康(きたむら もとやす)
四聖勇者の1人。「槍の勇者」
21歳の大学生であり四聖の中では最年長になる。
見た目は茶髪で髪をポニーテールにしている。
尚文とは異なる日本(パラレルワールド)から召喚された。
二股をしていた事が原因で2人の女性から刺された後に召還される。
メルロマルク王国はゲームの世界でそこに来たと思っている。
フェミニストな性格で女の子は見境なくナンパし仲間にしていく。
魔法適正は火と回復。
勇者専用魔法は敵の魔法を無効化して吸い取る「アブソーブ」
天木 錬(あまき れん)
四聖勇者の1人。「剣の勇者」
16歳の高校生。
見た目はクールそうな少年。
尚文とはまた別の日本から召喚されている。
巷を騒がす殺人事件に運悪く遭遇して一緒にいた幼馴染を助けようとして刺されたとこで召喚された。
この異世界によく似た「ブレイブスターオンライン」というゲームをやっていたことから、自分は死んでゲームの世界に来たのだと思ったいる。
魔法適正は水と援護。
勇者専用魔法は味方や敵の魔法を付与できる魔法剣「マジックエンチャント」
川澄 樹(かわすみ いつき)
四聖勇者の1人。「弓の勇者」
17歳の高校生。
一見すると育ちの良さそうな少年。
尚文とは異なり異能力の概念がある日本から召喚される。
ダンプカーに撥ねられたところを召喚されている。元康や蓮と同じくゲームの世界に来たと思っている。(召喚前にプレイしていたゲームは3人それぞれ異なるゲームである)
正義感は人一倍強いが、自己顕示欲も人一倍強い性格で、たちの悪い自己陶酔状態である。
魔法適正は風と土。
勇者専用魔法は敵の全ての能力を低下させる「ダウン」
「感想」
攻撃はしない!盾で守る勇者!
オタクライフを満喫していた主人公「尚文」が突然異世界に召喚され、四聖勇者の1人として世界を救うはずが、裏切りや冤罪に遭い一度ドン底まで落ち込み、そこから成り上がっていく異世界作品です。
異世界ファンタジーとした舞台は王道だと思いますが、主人公にとってスタートが理不尽過ぎましたw
勇者として召喚された異世界でさっそく待ち受けていたのは、裏切りと冤罪のダブルパンチで人間不信に陥ります。
そして奴隷商人から捨て値で奴隷を1人買って、パーティを組んで旅立つという全く勇者ではない行動で始まりますが、逆にそれが新鮮で良かったですね!
異世界転生ものの場合、主人公はだいたいチート能力を有していて最初から無双していきますが、本作品はそうではなく一から(人としても)成長していくパターンです。
また主人公の尚文に当てられた力が「盾」というのも他の作品と比較してもおもしろいところ!
「攻撃」ではなく仲間を「守る」ことで自分(キャラクター)の存在価値を高めていきます!
ストーリーも複雑で残酷な人間関係が描かれていたり、反対に人と人との繋がりや優しさなども描かれていて非常に読み応えもあります!
成り上がりが好きな人にはおすすめ!
ドン底から這い上がる異世界転生ストーリー!
今回は「異世界転生シリーズ!」作品
「盾の勇者の成り上がり」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★
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