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今回の作品は
皇后の座を奪われてから9歳に転生!?残酷な運命は繰り返されるのか!?
「捨てられた皇妃」
(アル/捨てられた皇妃 / 作者・/ )
原作:Yuna
漫画:iNA
出版社:KADOKAWA
ジャンル:少女マンガ
掲載誌:FLOS COMIC
捨てられた皇妃 あらすじとキャラ紹介
目次
「捨てられた皇妃 とは」
韓国の小説投稿サイト「ジョアラ」でオンライン小説として連載がスタート。
2017年11月に韓国の出版社「Black Label Club」により書籍化される。
コミカライズ
その後「カカオページ」にて2017年6月から作画•「iNA」により漫画の連載がスタートする。
2018年9月から日本語版が「ピッコマ」に連載がスタートする。
2019年「カカオジャパンマンガ•ウェプトゥンプラットフォームピッコマ」で「BEST OF 2019」5位入賞
2022年3月の時点でシリーズ累計発行部数は122万部を突破。
皇后候補として教育を受けてきた主人公が、16歳の時に処刑されてしまい、9歳の自分に転生してから前世の失敗を繰り返さないように生きていく姿を描いた転生ファンタジー作品。
「あらすじ」
カスティーナ王国のモニーク家の「アリスティア」は神のお告げにより、幼少期より皇帝の「ルブリス」と結ばれ皇后になるべくその教育を受けてきた。
しかし突如、異世界から転生してきた少女「美優」に心を奪われたルブリスはアリスティアから皇后の地位を剥奪して、側室である皇妃へと身分を落とす。
それによりアリスティアはルブリスからの冷遇を受けたり、挙げ句身体を弄ばれるようになる。
そんな中でアリスティアはルブリスの子を妊娠してしまうが、流産してしまう。
時を同じくして皇后になった美優が妊娠したとの知らせが入りアリスティアは絶望してしまう。
そしてアリスティアの父親「モニーク侯爵」が妊娠中の美優を流産させた疑いをかけられ、十分に取り調べもされないまま処刑されてしまう。
これまでのルブリスの仕打ち、そして父を処刑されたこと、アリスティアの恨みは限界を越え、彼女はルブリスをナイフで刺してしまう。
だが運良く一命を取りとめたルブリスはアリスティアに処刑を命じる。
命を奪われる事になったアリスティアだが、目が覚めると9歳の頃の自分になっていた。
その後、アリスティアはカスティーナ王国の神「ピタ」から、己の波乱の人生となぜ転生したのか、その理由を告げられる事になる。
「登場人物」
アリスティア・ラ・モニーク
本作の主人公。
カスティーナ王国の侯爵家であるモニーク家に生まれた少女。16歳。
ルブリスが誕生した際に神からのおつげを聞いてルブリスと結婚して皇后になる為の教育を受けてきた。
しかし異世界から転生してきた美優がルブリスに気に入られた事により、皇后の地位を剥奪される。
その後、妊娠した美優を流産させた疑いで父「モニーク侯爵」が処刑され、仇を討つべくルブリスをナイフで刺すが失敗に終わる。
反逆罪で捕われ民衆の前で斬首刑になり死亡するが、その後記憶を持ったまま9歳の自分に転生する。
元々頭の回転が早く機転がきくタイプ。
今世では同じ悲劇は繰り返すまいと、未来を変えるべく積極的に行動していく。
ルブリス・カマルディン・シャーナ・カスティーナ
カスティーナ王国の皇帝に即位している青年。20歳。
父「ミルカン」が高齢になるまで子供に恵まれなかった為、ミルカンが崩御したのち若くして現皇帝に即位した。
アリスティアと婚約していたが、異世界から転生してきた美優に心を奪われてしまう。
さらには神からのお告げを覆し美優を皇后として迎え入れた。
それからは美優の事を何よりも優先し、彼女が起こしたトラブルもアリスティアを叱りつけるなど理不尽な振る舞いを続ける。
その後、妊娠中だった美優を流産させたとモニーク侯爵をよく調べもせず即刻処刑にし、恨まれたアリスティアからナイフで刺されケガを負う。
美優 (みゆう)
異世界からカスティーナ王国に転生した少女。17歳。
転生した場所が「皇宮の湖」だったことと、この王国には存在しない黒髪と瞳の色味を持っていた為、神秘的な存在として周囲から一目置かれる。
転生後、すぐにルブリスからの求愛を受けてカスティーナ王国の皇后に即位。
当初はルブリスの寵愛よりも元の世界へ帰る事を考えていたが、時間が経つにつれルブリスを本当に愛するようになった。
アリスティアとも友人関係を築いていたが、彼女の妊娠を知り、それからは嫉妬心でアリスティアを恨むようになる。
転生前はごく普通の少女であった為、王族のしきたりやマナーには疎い。
モニーク侯爵 (もにーくこうしゃく)
カスティーナ王国の侯爵。アリスティアの父親。
妻の「ジェレミア」とは死別している。
モニーク一族は建国当時からカスティーナ王国に忠誠を誓っており、アリスティアを皇后候補として恥じないように教育を施す。
アリスティアが皇后の地位を剥奪されても一切反論しなかったが、ルブリスのアリスティアに対する無礼な振る舞いに怒り、彼女を自宅へ連れ帰る事を決意する。
そんな中で、妊娠中だった美優を流産させた疑いをかけられ、よく取り調べも受けさせてもらえないまま処刑されてしまう。
ジェレミア・ラ・モニーク
モニーク侯爵の妻でアリスティアの母親。
彼女が物心つく前に死去している。
生前は穏やかな性格で、アリスティアにとても優しく接していた。
アレンディス・デ・ベリータ
ルースの次男。王国では公爵の公子である。
アリスティアが処刑された世界線では接点はなかったが、数々の優れた法整備や新法考案にも携わっており、「奇跡の天才」と評されており、その存在はアリスティアも認知していた。
アリスティア転生後の世界観では接点を持ち交流するようになる。
ルース・デ・ベリータ
カスティーナ王国の公爵の男性。
アレンディスの父親。
優れた宰相として名を馳せており、ミルカン(ルブリスの父)からの信頼も厚かった。
頭脳明晰だが、社交ダンスと剣術はかなり苦手。
カルセイン・デ・ラス
アルキントの次男。王国では公爵の公子である。
周りの親しい人達からはセインと呼ばれている。
非常に活発な性格で、度が過ぎてよく母から怒られている。
アルキント・デ・ラス
カスティーナ王国の公爵。カルセインの父。
王国の第1騎士団長を務める。
ミルカンへの忠誠心は非常に強く、何事も疑わず肯定的に捉えるため、問題を起こすことも多い。
ミルカン•ル•シャーナ•カスティーナ
カスティーナ王国の前皇帝。ルブリスの父親。
聡明かつ優れた権力者ではあったが子供に恵まれず、年老いてからようやくルブリスが生まれた。
しかしルブリスに十分な教育ができないままこの世を去る。
アリスティアが9歳時に転生した世界観ではまだ存命である。
ピタ
カスティーナ王国にある神殿に祀られている神。
生命の誕生を司る存在。
登場するのは声のみで実体は存在しない。
カスティーナ王国の発展と平和の為に、神宮に対して「お告げ」を伝えており、アリスティアとルブリスが婚約するきっかけとなったお告げもピタから出されたものである。
神聖な存在ではあるが、アリスティアからは自分の運命を翻弄されるような相手で強い恨みを抱かれている。
「感想」
悲劇過ぎるヒロインの転生物語
数ある転生ものの中でも、過去の自分(子供の頃)に戻るタイプの転生作品です。
「次元」ではなくて「時空」を超えています。
未来の皇后として育てられてきた「アリスティア」でしたが、突如異世界からやってきた「美優」という少女に皇后の座を奪われ、挙句の果てには斬首刑にされてしまいます。
と、かなり重たい始まりですが、ここから彼女は9歳に頃の自分に転生し、人生をやり直そうとします。
ここでポイントなのがもう1人転生者がいること。先で説明した通り、異世界から美優という女性がこのカスティーナ王国に転生してきます。
彼女は「次元」を超えていますね。
後々この伏線がどう回収されていくのか考えながら読むとおもしろいかと思いました!
そして王子のルブリスですが、こいつがまた非道過ぎて全く好きにならないw
でもアリスティアに行っているひどい仕打ちには実は理由があったり…!?
などいくつかの謎をふせながら物語が進みますので、いつしか作品の世界観にどっぷりハマってしまい最後まで読みたい!って思わせてくれる作品ですね。
そして(少しお値段はお高いかもしれませんが)フルカラーで描かれる中世貴族風の世界観と美しさはスゴいです!
絵もとても綺麗で、アリスティアの可愛らしいドレスも細かく描かれており、女性読者の方はそういう部分も楽しめる作品となっています★
今回は「異世界転生シリーズ!」作品
「捨てられた皇妃」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★