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今回の作品は
自分にだけ見えるデイリークエスト…自分だけが知っているレベルUPの秘密…!?
「俺だけレベルアップな件」
(アル/俺だけレベルアップな件 / 作者・Chugong/ Piccomics)
著者:Chugong
作画:Dubu
出版社:piccomics
ジャンル:少年マンガ
掲載サイト:ピッコマ
俺だけレベルアップな件 漫画を解説!
「俺だけレベルアップな件 とは」
著者「Chugong」による韓国の小説。
2019年3月に日本語版でコミカライズされ電子書籍配信サービス「ピッコマ」で連載がスタート。
日本語版はピッコマで連載する際に、舞台の設定を韓国から日本に変更し、登場人物の名前なども異なるものになっている。
2019年「ピッコマ OF BEST 2019」マンガ部門第1位
2020年「ピッコマ award 2020 IGNIS賞」受賞
2022年1月時点で累計閲覧数が5億回を突破し、ピッコマの看板作品として扱われる。
最弱ハンターだった主人公がダンジョンで生き残った時に獲得した特殊な力によって、自分だけが知るレベルアップ方法を繰り返しながら能力を高め活躍する姿を描いたファンタジー作品。
「あらすじ」
十数年前に現実世界と異次元を結ぶ「ゲート」が現れた。
そしてハンターに目覚めた者たちが出現し、彼らはゲート内にあるダンジョンに潜むモンスターを倒し様々な報酬を得ながら生活をしていた。
しかしハンターの強さにも個人差はあった。
人類最弱兵器とも言えるレベルで覚醒したE級ハンターの「水篠旬」は、入院中である母親の病院代や妹の学費を稼ぐ為に、力が弱いにも関わらずなんとかハンター業を続けていた。
ある日、旬は他のハンター達と共に低難易度のD級ダンジョンに参加することになる。
そのダンジョンの最奥には神像がいくつも並ぶ謎の神殿や、攻略の糸口となる文字が刻まれた石碑などがあった。
だがそこにあった神像達がいきなり攻撃を繰り出し、油断していたハンター達は次々に命を落としていく。
ここはD級ダンジョンではなく高難易度「二重ダンジョン」であった。
旬は石碑の文字から生き残る方法を考え、残った仲間達をなんとか逃し、自分1人だけダンジョンに残った。
そして死を覚悟した旬はそこで気を失う。
目が覚めるとそこは病室で、周りにはハンター協会の職員達が訪れていた。
彼らは旬が何かしらの能力を覚醒させたのではないかと考え、魔力を計測するが特に変化は無い。
だが、旬の目の前にはダンジョンで死ぬ直前に見た謎の案内画面が表示されており、周りの者には見えてない様子だった。
画面には「デイリークエスト」という旬だけが挑戦できるクエストメッセージや、アイテムボックスなども表示されている。
死の直前に特殊な能力を授かった旬は、自分だけに見えるクエストシステムのウィンドウに従って、毎日届くデイリークエストを少しずつクリアしながらゲーム感覚でレベルアップを繰り返す。
自分だけが知っている秘密のレベルアップ方法は、最弱クラスのハンターである旬の運命を大きく変えていくことになる。
「登場人物」
水篠 旬(みずしの しゅん)
本作の主人公。E級ハンター。
母は入院しており妹の「葵」と2人で暮らしている。父親は行方不明。
ハンターの中でも最弱のEランクで、その中でもさらに弱く仲間の足を引っ張ってばかりで、周りから「人類最弱の兵器」と呼ばれている。
それでも母の入院費と妹の学費を稼ぐ為に、嫌々ながらもハンターを続けている。
ある日、仲間達と共に迷い込んだ高難易度二重ダンジョンにて死にかけた際に特別条件を満たした事でとあるクエストシステムを獲得する。
以来、周りの人間には見えないシステム画面が開くようになり、他のハンターが知らない特別クエストに挑めるようになる。
このシステムによって様々な恩恵を受けられるようになり、レベルアップを繰り返したことで再覚醒し、人間としてもハンターとしても成長していく。
水篠 ジュンイチロー(みずしの ジュンイチロー)
旬と葵の父親。
日本でハンターをしていたが行方不明となっていた。
ある時、アメリカのゲート内に現れるが、アメリカハンター協会からはモンスターではないかと疑われる。
犬飼 晃(いぬかい あきら)
ハンター協会の監視課課長を務める男性。
A級ハンター。
多くのハンターが二重ダンジョンで命を落とした事件のあと、旬の再覚醒を疑い魔力を測定するが特に変わった様子がない為、その時は見逃していた。
A級ハンターの中でもトップクラスの実力を誇るが、主にギルトではなくハンター協会で活動しているためあまり目立ってはいない。
水篠葵(みずしの あおい)
旬の妹。女子高生で医大を目指しながら受験勉強中。
ハンターの仕事でいつもボロボロになって帰ってくる兄を心配しているが兄弟仲は良好である。
兄がハンターになる前はよく2人で出かけて遊んでいた。
白川 大虎(しらかわ たいが)
「白虎ギルド」の社長を務める。S級ハンター。
当初は、旬には興味を示さなかったが、レッドゲートから無傷で脱出した旬が明らかにE級ハンターではないと知り、部下に命じて旬のスカウトに乗り出す。
最上 真(もがみ しん)
首都圏をメインに活動する巨大ギルド「ハンタース」の代表を務める。S級ハンター。
日本の五大ギルドの中で唯一S級ハンターを2人抱えるハンタースのトップであり、人類最終兵器などと称されるほどの実力を持つ。
火炎系の魔法を使いこなすハンター。
測定できない旬の魔力に興味を抱き彼をスカウトしようと画策する。
諸菱賢太(もろびし けんた)
D級ハンター。
大企業•諸菱建設の所長の息子。
全身に鎧を纏っており、大金を注ぎ込んだような派手な装備をしているがハンターとしての実力はあまり高くない。
家が金持ちな為、報酬目当てというよりは半分趣味でハンターをやっている。
C級ダンジョン攻略の際に旬と一緒の攻略チームになるが、E級である旬の事は見下している。
右京 将人(うきょう まさと)
「スカベンジャーギルド」に所属するS級ハンター。
屈強な体格をしておりモンスターを狩る事よりも、人間を狩ることを楽しむ為にハンターを続けているような残忍な性格で、ハンター協会も手に負えないほどの実力を持っている。
兄と共にハンターをしていたが狭苦しい日本を嫌って単身アメリカに渡り、そこで兄とは別れた。
観月(みづき)
B級ハンター。
仲間を癒したり強化魔法でサポートに回ったりと回復•補助系を得意とするハンター。
他のハンターから見下されがちな旬にも優しく接し、いつも傷が絶えない旬を心配している。
普段から旬と同じチームになる事が多かったが、二重ダンジョンに迷い込んだ際に何人もの仲間の死を目の当たりにした事で深いトラウマを抱える。
復帰した後もトラウマが治る事はなく、弱小モンスターにも怯えるようになってしまう。
馬淵(まぶち)
C級ハンター。
経験を積んだ中年のベテランハンターで、後輩達を引っ張り旬からも尊敬されている。
剣士としての技術を磨いており、ハンターとしては剣を武器に戦う近接戦闘タイプ。
旬や観月と参加したダンジョンでもリーダーを務めるが、高難易度二重ダンジョンであった為、窮地に陥り、自身はどうにか生還する事が出来たが多くの仲間を失ってしまった事に強い責任を感じる。
真島(ましま)
D級ハンター。
妻子持ちで家族を養う為にハンター稼業を続けているが、危険が伴うため妻からは心配されている。
馬淵がリーダーを務めるチームに所属し、彼らと共にダンジョン攻略に参加するが、高難易度二重ダンジョンであったため死に直面するが、旬の機転によりなんとか生還する。
この時、旬達を見捨てて自分だけ助かろうとしたため、生還後も彼等に負い目を感じる。
「感想」
まるで映画のような大迫力のアクション!
韓国発信の漫画作品!
最弱の主人公がどんどんレベルアップしながら急激に強くなっていく本作品、爽快感に溢れていてサクサク読み進めていけます!
絵も上手で迫力があり、おまけにフルカラーで存分にその世界観を味わえます!(その分お値段はちょっとお高いですが)
ストーリーや設定は既存の作品に影響を受けてるところはあるかもしれませんが、物語が進んでいくほどにめちゃくちゃハマっていきます!
ありがちな恋愛要素などは省いていたり、ダラダラとストーリーを伸ばしたりしないなど、物語の本筋だけをしっかり描いている構成がとても良かったですね。
主人公最強系なのでこの手の作品としては王道路線かもしれませんが、最弱が最強になっていくという過程を楽しめるのが本作品のポイントで、やはり読んでいて気持ちいいですね!
フルカラーで送る大迫力アクションは、まるで動画を観ているような感覚に誘ってもらえる作品★
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最後までお読みいただきありがとうございました★