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今回の作品は
事故死したOLが転生したのは乙女ゲーの悪役ヒロイン!?侯爵令嬢の逆転劇!
「公爵令嬢の嗜み」
(アル/公爵令嬢の嗜み / 原作・澪亜/ KADOKAWA )
原作:澪亜
作画:梅宮スキ
キャラクター原案:双葉はづき
出版社:KADOKAWA
ジャンル:少年マンガ
掲載誌:角川コミックス・エース
公爵令嬢の嗜み あらすじと登場人物
目次
「公爵令嬢の嗜み とは」
小説投稿サイト「小説家になろう」にて2015年2月~2017年9月まで連載された。
2015年11月「カドカワBOOKS」により書籍化される。
コミカライズ
2015年12月より「カドカワコミックス・エース」にて作画・「梅宮スキ」で連載がスタート。
2021年7月時点でシリーズ累計発行部数は130万部を突破。
プレイしていた乙女げーの悪役ヒロインに転生した主人公が、バッドエンドを覆して領地の内政を通し本来のキャラクターの運命を逆転させていく物語。
「あらすじ」
婚約者である「エドワード王子」とその取り巻きによって床に押さえつけれた瞬間、彼女の中で前世の記憶が蘇る。
ここは自分がプレイしていたゲーム「君は僕のプリンス」の世界で、今はそのエンディングシーン。
そして自身はヒロインに嫌がらせを行う悪役の公爵令嬢「アイリス」だった。
婚約破棄を言い渡され、公衆の面前で断罪されるアイリスであったが、なんとか貴族の品位を保ちその場は事なきを得る。
機転を利かせ、その場の感情に流されることなく貴族の矜持を持って切り抜けることはできたが、学園の退学を免れることはできなかった。
そして次に待っていたのは実父であるアルメリア公爵当主との面談だった。
ゲームではここで謹慎と修道院への幽閉が待っていたが、自身の気持ちの変化と現在の置かれている立場を述べたところ、父からは謹慎とは名ばかりの領主代行として領地経営を命じられる。
前世の記憶や知識を元に、まずは領地の把握と、かつて自分が拾った優秀な部下を集めて領主代行として領地経営をスタートさせる。
最後に迎えるのがゲーム通りのバッドエンドかそれとも運命を覆せるのか…!?
アイリスの逆転劇が始まる…!
「登場人物」
アイリス・ラーナ・アルメリア
本作の主人公。
アルメリア公爵の第一子で公爵令嬢。
ゲーム内では主人公のライバルの悪役令嬢だった。
エドワード王子から婚約を破棄され、学園から追い出される直前に前世の記憶を思い出したため、最低限の貴族の品位を保って学園を中退する。
父親との面談で、ゲーム通りなら修道院送りの処分になるところを乗り切り、代わりに領主代行としての地位を得て公爵領の経営に乗り出す。
最初に人員を確保するため、前世の記憶が戻る前に個人的にスラムから引き上げた使用人を集めることから開始し、その後、領地の全体像の把握に努める。
前世は会計事務所の職員。
プレイしていたゲームで、主人公が勝利する代わりに、悪役令嬢であるアイリスが軽い罪で過酷な運命を辿ることについてアイリスには同情的だった。
ターニャ
アイリスの専属の侍女。
幼少の頃にアイリスが公爵領のスラムから救い出したため、公爵家ではなくアイリス個人に対して絶対の忠誠を誓っている。
公爵家とつながりがあるアンダーソン侯爵家のつてにより一撃系の武術を習得している。
ライル
アイリスの直属の護衛の一人。
元は孤児でありアイリスがスラムから救い出した一人。
見た目は金髪でがっしりとした体型。
アイリスに忠誠を誓っている。
ディダの吐く不敬の言葉について戒めることが多い。
ディダ
アイリスの直属の護衛の一人。
元は孤児で、ライルと同じくアイリスがスラムから救い出した一人。
茶髪で飄々とした人物でお調子者。
アイリスを「姫様」と呼んでいたり言葉遣いが荒いが、尊敬・忠誠の意志ははターニャやライルと変わらない。
ルイ・ド・アルメリア
アルメリア公爵家の当主にしてタスメリア国の宰相。アイリスの父。
タスメリア国では筆頭公爵にあたる。
ゲーム内ではアイリスに修道院への幽閉を命じていたが、アイリスとの会談により考えを変えアイリスに、名目は謹慎と称し領主と同等の権限を持つ領主代行として領地へ移ることを命じた。
アイリスの領地改革、そしてアズータ商会で振るう手腕を評価し信頼も置いている。
メルリス・レゼ・アルメリア
アルメリア公爵夫人。アイリスの母。
まさに社交界の顔のような人物。
メルリスが出席したパーティーを主宰した貴族は格が上がる。
反対に彼女が出席しなかったか、あるいはすぐ帰宅されてしまうとその貴族の評判が下がるほどの影響力を持つ。
実家は武門のアンダーソン侯爵家。
幼少時には家風からか社交マナーなどより野山を駆けまわる事を好み、その出自によるとある理由から研鑽を積んだ類い希なる武をも持っていたが、紆余曲折を経て社交界を自分の戦場と見定めた。
ベルン・ターシ・アルメリア
アルメリア公爵家の長男。アイリスの弟。
アイリスとは年子であったため学園には同じ学年で通っていた。
成績は非常に優秀で学年一位の座に君臨しており、ゲームの設定ではクール属性として攻略対象の1人であった。
ユーリに夢中になっており、取巻きの一人と化している。
第二王子のエドワードとは距離をおけという父の命令を無視し、アイリスを学園追放する際も無碍に扱うなど公爵家としての責務も疎かになっていた。
そのため、両親からは酷く呆れられており廃嫡寸前となっているほどであるが、本人はその自覚すらない。
アイーリャ・フォン・タスメリア
王太后。
メルリスと仲が良く、自身が滞在する王宮の離宮を訪ねさせている。
自身が王女であり、当時世継ぎの王子が居なかったため、ある公爵家から婿を取って王とし、王統を繋いでいる。
そのような経緯から、王の共同統治者として見做されており、夫である先代の王が亡くなり、王位を息子に譲った後も絶大な権力を有している。
アイリスを酷く気に入っているが、それは彼女の若き日の誓いに端を発している。
ドルッセン・カタベリア
騎士団長の息子でありカタベリア伯爵家の嫡子。
ゲーム内では体育会系として主人公の攻略対象の1人。
ユーリに心酔しアイリスが学園で糾弾された際アイリスを乱暴に取り押さえた。
アルメリア公爵夫妻からの報復もあり、父母であるカタベリア伯から、騎士という立場で犯した公爵令嬢への暴力に対して叱責を受け謹慎処分を言い渡される。
しかしユーリへの心酔から心からの反省はしなかった。
「感想」
数字に強いヒロイン!商材令嬢!
婚約破棄された主人公が断罪されている中で前世の記憶を取り戻し、断罪、退学後から地方の領地に移動しそこを開拓していく物語です。
乙女ゲーの悪徳令嬢に転生という設定はよくあるパターンだと思いますが、この作品はゲーム内のキャラクターを攻略する為に一からやり直すのではなく、バッドエンドを迎えた後、どうやって状況を打開していくかに焦点を当てており、その部分は他の悪徳令嬢ものと差別化できていておもしろかったです!
恋愛要素よりも領地改革の内政という要素の方が強い印象があるので、女性だけでなく男性の方でもおもしろく読める作品だと思います。
また主人公のアイリスは前世の記憶も重なっている事もあり、心から人を助けたいと思うような愛情を持った人間です。
そんな彼女が、復讐とかそういうことではなく人々の為に領地を開拓していく姿がとても好印象です★
(前世は普通のOLだったのに、どこでそんな知識や技術を身につけた!?的なツッコミはあるにはありますがw)
開拓の内容も新しい作物の流通経路を作ったり、銀行を設立したりと中々に本格的な経営を描いており、大人の方も楽しめるようになっています。
他の悪徳令嬢作品と一線を画す内容になっている本作品、男女問わず幅広い年齢の方々におすすめです★
今回は「異世界転生シリーズ!」作品
「公爵令嬢の嗜み」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★
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