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今回の作品は
研究にのめり込み過ぎて過労死した科学者が宮廷薬師の息子として異世界に転生!?
間違った治療法が横行するこの世界で現代薬学を持って病に立ち向かう!
「異世界薬局」
(アル/ 異世界薬局/ 原作・高山理図/KADOKAWA )
原作:高山理図
作画:高野聖
キャラクター原案:keepout
出版社:KADOKAWA
ジャンル:青年マンガ
掲載誌:MFC
異世界薬局 漫画•感想
「異世界薬局 とは」
小説投稿サイト「小説家になろう」にて2015年7月から連載がスタート。
MFブックスより書籍化
コミカライズ
2016年11月「コミックウォーカー」「ニコニコ静画」にて連載がスタート。
KADOKAWAより書籍化
2021年7月時点でシリーズ累計発行部数は230万部を突破。
テレビアニメ
2022年7月〜2022年9月の間、AT-X他にて放送された。
異世界の薬師見習いとして転生した主人公が、医学が発展していない世界で自らの知識とスキルを使って薬師として奮闘していくファンタジー作品。
実際にある医薬品や疾患を題材にしており、専門家や医療従事者監視の元執筆されている。
「あらすじ」
日本人の薬剤師「薬谷完治」は仕事の過労がたたり死亡してしまう。
しかし次に目覚めた時、完治は自分とは似ても似つかない姿をしており、ある少年として異世界に転生していた。
身近にいた「シャルロット」と名乗るメイドの少女に話を聞いたところ、彼(完治)は「ファルマ・ド・メディシス」という名前で、どうやら貴族の子で薬師見習いとして務めているらしい。
とりあえず異世界で暮らしていこうと決めた完治こと「ファルマ」
彼はこの世界においての自分の能力(スキル)や診眼について把握しようと努める。
そんなファルマに急報が届く。
女帝の「エリザベート二世」の容体が急変したため、父親である「ブリュノ・ド・メディシス」と共に治療に向かう事になる。
ファルマは「白死病」と呼ばれているエリザベート二世の病が「結核」である事を見抜き、すぐさま薬作りに取り掛かる。
しかしどうも息子の様子がおかしい事に気づいた父「ブリュノ」から、お前は何者なのかと問い詰められる事になる…!
「登場人物」
ファルマ・ド・メディシス
本作の主人公。
宮廷薬師の名家ド・メディシス家の次男。10歳。
金髪碧眼の少年。
本当の名前は「薬谷 完治(やくたに かんじ)」
転生前は日本の「国立T大学大学院薬学研究科」の准教授を務める薬学者(31歳)だった。
幼い頃、脳腫瘍を患った4歳だった妹の「ちゆ」を亡くしており、その事をきっかけにたくさんの人々を救うことができる薬を作ることを志し、人生を薬学に捧げて研究に没頭してきた。
しかし不幸にも極度の過労が祟って急性心筋梗塞を患い、志半ばで過労死してしまう。
その後、突如として異世界に転生し、宮廷薬師見習いの「ファルマ・ド・メディシス」として生まれ変わる。
最初は転生に戸惑っていたが、間違った治療法が蔓延している異世界を目の当たりにし、転生前の薬学の知識・技術を活かして異世界の治療法を改善し多くの人々を救うことを決意していく。
エレオノール・ボヌフォワ
ファルマの家庭教師を務める眼鏡を掛けた少女。16歳。
「ボヌフォワ伯爵家」の令嬢で、宮廷薬師ブリュノ・ド・メディシスの一番弟子の一級薬師でもある。
愛称は「エレン」
転生したファルマの異変に最初に気付き、信じられないレベルに変貌している彼を見て「薬神の化身」だと恐れる。
それを機にブリュノに家庭教師を辞めたいと申し出るが、ファルマの説得でどうにか家庭教師は続投する。
その後はファルマの良き理解者として接していき、ファルマが「異世界薬局」を開業する際、ブリュノに依頼されて彼をサポートするために「異世界薬局」で働くことになる。
シャルロット・ソレル
メディシス家に仕えるメイドの少女。9歳。
愛称は「ロッテ」
4歳の時から母の「カトリーヌ」とともにメディシス家に仕え、ファルマの世話係をしてきた。
いつも元気な天真爛漫な少女。
甘い物が大好き。
またイラスト調の絵を描くのが上手。
ファルマが「異世界薬局」を開業にする際、庶務と事務を任される。
エリザベート二世
サン・フルーヴ帝国を治める女帝。24歳。
この大陸全土で最も高い神力を持つと言われる「火属性の神術使い」
武勇に優れており、帝国を拡大発展させるほどの手腕を発揮する一方、僻地を開拓し政情を安定化させるなど、内政もこなす賢君であり国民からの信頼は厚い。
性格は非常に気が短くせっかちで、案件があれば即時決断して行動に移す。
ファルマが転生した時は「白死病」に罹患し衰弱していたが、ファルマの処方した特効薬によって見事に完治した。
これがきっかけでファルマを気に入り、彼を見習い薬師から宮廷薬師に昇格させた。
そして勅許状を与えて「異世界薬局」の開業の許可を与える。
ブリュノ・ド・メディシス
ド・メディシス尊爵家の当主。37歳。
「パッレ」「ファルマ」「ブランシュ」の父親。
帝国に三人しかいない宮廷薬師の一人で、エリザベート二世の主治薬師も務める筆頭宮廷薬師。
厳格な性格で、転生前のファルマを厳しく教育していた為、ファルマからは相当恐れられていた。
薬師は人の命に寄り添い、「必要なのは技術ではなく心だ」という信念を持って、何事も患者優先で動いている。
薬学の知識においては現代日本レベルの知識を持つファルマには及ばないが、独自の神術を用いて、この世界では不治の病であるとされる「白死病」を診断したり、経験則から白粉の毒性を見抜いたりなど、薬師としての実力や能力は高い。
セドリック・リュノー
男爵の爵位を持つド・メディシス家の元上級使用人。42歳。
博識であり社会事情や法律などにも詳しく、ド・メディシス家では財務と薬草園の土の肥育を担っており、ブリュノからも高い信頼を寄せられている。
長年の勤務による身体の酷使で「変形性膝関節症」を患っており、杖が無ければ歩行も難しいほど悪化してきている。
ファルマが「異世界薬局」を開業するに伴い、ブリュノに財務経験を見込まれて(膝の関節症を理由に)あえて解雇される。
そこをファルマに雇われ「異世界薬局」の財務と法務を任されることになる。
ピエール
「木漏れ日薬店」で店主を務める三級薬師の男性。
「異世界薬局」に最も近い場所で店を営業していた為か、ギルド加盟店の中で一番売上げが落ちてしまう。
ある日、インフルエンザに罹り高熱で苦しむ娘の「マリー」を助けようとするが、薬の効果もなく、医者も不在で窮地に立たされる。
しかしその窮地をファルマによって助けられ、その際に「異世界薬局」を訪れ見学し、ギルド加盟店との格の違いを実感することになる。
「感想」
力ではなく薬で世界を救う異世界転生
過労で倒れた現代日本の薬剤師が異世界に転生し、医療技術が発展していない世界で、自分が持つ薬剤師としての知識とスキルで病にふせっている人々を救う物語。
まずタイトルで惹かれました!
よくある異世界転生ものに「薬」を掛け合わせた作品。
武力やチート能力で世界を救う話はよくありますが、主人公は薬を作って人々を救っていきます。
そして異世界に薬局を開業しますw
医療従事者の方々監修の元、本作品が執筆されているということで作中に出てくる知識量はすごいです。
特に薬剤に焦点を当てている事が多く、医療系の話が好きな方には特におすすめかも!?
異世界系に出てくる薬でポーション以外のものを初めて見た(笑)
専門用語や少し難しい言い回しはありますが、詳しく説明されていますのでスラスラ読み進めていけると思います。
ストーリーもファンタジーとはいえ裏打ちされた詳細な世界設定と医療知識に基づいたリアルなテーマが面白く知識欲を満たしてくれます!
唯一無二の医療系異世界転生ファンタジー!
おすすめの一冊★
今回は「異世界転生シリーズ!」作品
「異世界薬局」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★
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