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今流行りの「異世界転生シリーズ!」作品を紹介!
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今回の作品は
古都アイテーリアの裏路地に繋がった、居酒屋「のぶ」!
唯一無二の異世界居酒屋グルメファンタジー開幕!
「異世界居酒屋「のぶ」」
(アル/異世界居酒屋「のぶ」 / 作者・蝉川夏哉/KADOKAWA )
原作:蝉川夏哉
作画:ヴァージニア二等兵
キャラクター原案:
出版社:KADOKAWA
ジャンル:少年マンガ
掲載誌:角川コミックスエース
異世界居酒屋のぶ 漫画を解説!
「異世界居酒屋「のぶ」 とは」
小説投稿サイト「小説家になろう」にて2012年10月より連載がスタート。
宝島社より2014年9月から刊行。
コミカライズ
2015年8月号より「ヤングエース」(KADOKAWA)にて連載がスタート。
(作画・「ヴァージニア二等兵」)
2022年6月時点でシリーズ累計発行部数は500万部を突破。
アニメ
2018年4月よりバンダイチャンネルほかにてアニメ+バラエティによるコンプレックス番組「異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜」として配信された。
テレビドラマ
2020年5月~7月の間、WOWOWプライムで全10回に渡り放送される。
監督・脚本「品川ヒロシ」主演「大谷亮平」
中世風の異世界とつながった居酒屋「のぶ」を舞台に、従業員とお店に訪れる客との交流を描いたファンタジー作品。
「あらすじ」
とある異世界にある、帝国の古都「アイテーリア」で「のぶ」という居酒屋が営業していた。
店の店長として店を開業した「矢澤信之」と、その成り行きで彼に同行して店を手伝うことになった「千家しのぶ」
その店は二人がかつて、京都に廃れた商店街でオープンしたはずの店(だった)
しかしどういうことか店の表口は、「異世界のアイテーリア」と繋がっていたのだった。
異世界とつながっている「のぶ」の店内では今日もあわただしく様々な事件や出来事が発生していく。
ある日、徴税請負人の異世界人「ゲーアノート」が、下調べのために「のぶ」に来店する。
(その時外出していた)タイショーに代わりに応対するシノブだったが、自分が納得いく料理を出せずに悩んでいた。
自分の賄い用にパスタを茹ではじめたシノブだが、ゲーアノートはそのパスタを注文する。
賄いパスタを食べたゲーアノートは子供のころに自分が食べたパスタを思い出し懐かしむ。
それがきっかけで無理な徴税を止めることにし、それ以来「のぶ」の常連となった。
のちにゲーアノートは、「のぶ」の営業に様々な手助けをしてくれる存在となっていく。
「登場人物」
矢澤信之 / ノブ
本作の主人公。
居酒屋「のぶ」の店主。30代前半
異世界の面々からは「ノブ・タイショー」と呼ばれ親しまれている。
元は京都の老舗料亭「ゆきつな」で働く板前だった。
しかし料亭の経営が傾きかけてきたこともあり、兼ねてより独立して店を持ちたいと考えていたので、ゆきつなを辞め、京都の一角で居酒屋「のぶ」を開業。
物静かな職人気質で負けず嫌いな性格をしており、料理の腕を磨くことや料理を創作することに余念がない。
一方で抜けた一面もあり、食材を大量に仕入れすぎたり、戸締りを怠ったりしてシノブに怒られたりすることもある。
基本的に居酒屋「のぶ」の二階で暮らしている。
千家しのぶ / シノブ
「のぶ」の給仕で看板娘。20代前半。
元は料亭「ゆきつな」を経営する一家の娘だった。
だが店を再建するために、銀行の副頭取の息子との結婚を強要されそうになるがそれを拒否し家出をする。
そこで、先に「ゆきつな」を辞めていた信之と再会し共に「のぶ」を開業させる。
もとから「料亭の女将」になるべく教育を受けていたこともあって、細かな気遣いもできるため、「のぶ」の常連客たちからはとても親しまれている。
反対に、ガラの悪い客には毅然とした態度で接したりと肝も据わっている。
幼少のころから非常に味覚が鋭敏で、記憶力と推察眼に優れ、常連客の好物を全て覚えている。
ハンス
古都の衛兵の青年。
同僚の「ニコラウス」に誘われ「のぶ」を訪れ、そこで出された「トリアエズナマ」とおでんに感動し、それ以降は店の常連客となる。
後に衛兵を辞めて「のぶ」で料理の修業を始める、将来は暖簾分けで自分の店を出すことを目指すことになる。
初来店時にしのぶに一目惚れしているが、料理修業を始めてからも気持ちを伝えられずにいる。
エーファ
「のぶ」の店員の1人。
素直で心優しい少女。
弟「アードルフ」と妹「アンゲリカ」がいる。
元々は貧しい身分で、「のぶ」の水道の蛇口を見て「これさえあれば水がいくらでも手に入る」考え、それを盗もうとして見つかってしまう。
素直に白状して謝ったことにより、憐れんだシノブの計らいによって盗みを大目に見る代わりに「のぶ」での皿洗いとして働くことになった。
小動物みたいな可愛らしさから店のマスコット的存在となるが、行儀の悪い客を叱る肝の据わった一面も持ち合わせる。
ヘルミーナ
ベルトホルトの親戚にあたる美しい女性。16歳。
イカ漁師の父親を持つ。
イカ嫌いのベルトホルトとの見合いが無くなりそうになるが、「のぶ」の協力でベルトホルトがイカ嫌いを克服したことによって、無事に夫婦になれた。
ベルトホルトが仕事をしている時(日中)だけ「のぶ」で一時的に給仕として働くことになる。
見た目に反し、漁師の娘だけあり腕力や握力はかなりのもの。
リオンティーヌ・デュ・ルーヴ
東王国出身の騎士身分の女傭兵。26歳。
家に代々伝わるイカの飾りの入った兜を被り戦っていた。
かつて戦場でベルトホルトと相見え、その強さを目の当たりにしてからはずっと彼に想いを寄せている。
ベルトホルトを探して古都を訪れ彼を見つけることができたが、すでにヘルミーナと結婚していることを知り、涙ながらに東王国に帰る。
後に枢機卿の護衛の任務で再び古都に訪れ、産休のヘルミーナの代わりに「のぶ」の給仕として働くことになる。
ニコラウス
古都の衛兵の1人。
ハンスの同僚。
気さくな性格をしており、何かと事情通でそつなくなんでもこなせるタイプ。
「のぶ」を訪れて気に入り、ハンスを誘って共に店の常連客となる。
ハンスがシノブに一目惚れしたことに気付いており、何かと茶化したりする。
ベルトホルトの影響で鶏肉を使った料理が好きで、いつも「チキンナンバン」を頼む。
ベルトホルト
古都を守る衛兵隊の中隊長。32歳
ヘルミーナの旦那でハンスとニコラウスの上官。
かつては鬼と呼ばれるほどの凄腕の傭兵として名を馳せていた。
鶏肉料理が好きで、ハンスに連れられて訪れた「のぶ」でから揚げを食べたことがきっかけで店の常連客となる。
イカが苦手だったが「のぶ」でイカを克服し、それによりヘルミーナとの見合いを成功させ無事に夫婦となる。
ゲーアノート
徴税請負人の役人。
仕事の腕は非常に高いが仕事柄人々からは恨まれることが多い。
「のぶ」を次の標的と狙い定め店を訪れるが、シノブが賄い用に作ったナポリタンを食べたことによって初心を思い出して感動する。
その後、仕事を辞めて故郷に帰ろうかと考えるが「のぶ」の常連となる。
シノブのナポリタンで改心してからは過剰な徴税は止めるようになる。
「感想」
異世界居酒屋ファンタジー!トリアエズナマ!
数ある異世界ものの中でもなんと「居酒屋」をテーマにした作品です!
「のぶ」という居酒屋が異世界と繋がっており、来客するのはたくさんの異世界人!
そしてお店で出されるのは日本の料理!
設定からしておもしろいと思いました。
異世界と聞くと、冒険、魔法、魔物、戦闘、などがイメージされますが、本作品は日常系という事で基本的に居酒屋で従業員とお客がワイワイしてるとても平和な話ですw
異世界の人達が日本の居酒屋メニューを食べ、疲れを癒していく姿が心温まります。
実際に外国の方が日本の料理をおいしく召し上がってる姿など目にする事もあると思いますが、それに近い感覚で、不思議とリアリティもある。
逆に美味しそうな居酒屋料理を食べてカルチャーショックを受ける異世界人達もまたおもしろいw
「料理とお酒は人と人を繋げてくれる」
それは日本人であろうが外国人であろうが、果ては異世界人であろうが関係ない。
そんなテーマがこの作品の根底にあるのではと思いました。
バトル系の異世界ファンタジーを読んだ後はこちらの作品で疲れを癒すのはいかがでしょうか!?
(というか自分が居酒屋「のぶ」に行きたくなりますw)
今回は「異世界転生シリーズ!」作品
「異世界居酒屋「のぶ」」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★
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