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今流行りの「異世界転生シリーズ!」作品を紹介!
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今回の作品は
元派遣社員が挑む!最強最悪の超巨大ダンジョン!
全冒険者必読の王道ファンタジー!
「ふかふかダンジョン攻略記 ~俺の異世界転生冒険譚~」
(アル/ふかふかダンジョン攻略記 ~俺の異世界転生冒険譚~ / 作者・KAKERU/ マッグガーデン )
作者:KAKERU
出版社:マッグガーデン
ジャンル:少年マンガ
掲載誌:MAGCOMI
ふかふかダンジョン攻略記 原作の評価
「ふかふかダンジョン攻略記 ~俺の異世界転生冒険譚~ とは」
2019年9月から「MAGUCOMI」(マックガーデン)にて連載がスタート。
現代日本で派遣社員として働いていた主人公が、不慮の事故で死亡した後、記憶を保ったまま異世界に転生し、最強の冒険者として迷宮を踏破する姿を描いたファンタジー作品。
「あらすじ・概要」
現代日本で派遣社員をしていた青年「ジャン」は突如として異世界に転生、そこで最強の冒険者になるため、北の暗黒大陸にあるという「深き不可知の迷宮」(通称・ふかふかダンジョン)に挑む。
オーク・ゴブリン・ドラゴン等、ファンタジー作品では定番ともいえる亜人種・モンスターが登場する一方で、魔法・スキル・奇跡の類は存在せず、化学・物理法則は現実世界と同等であることが徹底されており、亜人種・モンスター達の生態もその原則を逸脱しない範囲で設定されている。
同じ作者の「科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌」と世界観に類似点があり、登場する亜人種は生物学的に同一特徴を有し、種族文化も似通っている部分がある。
「クリ娘」世界では人間と亜人は個々の種族ごとに友好的だったり敵対的だったりしていたのに対して、本作では人間と全亜人連合による殲滅戦争が何世代にもわたって繰り広げられているなど明確な違いも存在し、同一世界なのかよく似た別の世界なのかは明示されていない。
「登場人物」
ジャン
本作の主人公。
前世では現代日本・大阪で派遣社員の仕事をしていたが、不慮の交通事故で死亡した後、それまでの記憶を持ったまま赤ん坊として異世界に転生する。
性格は温和で人当たりが良い。
当初は異世界転生モノのお約束として現代知識チートで第二の人生を満喫しようと考えるも、大した知識や技術もなくすぐに挫折する。
一度は絶望するが、そこから立ち上がり「最強の冒険者として深き不可知の迷宮を踏破する」を人生の目標と定め、子供の頃から身体・戦闘技術を鍛え上げた結果、並外れた身体能力の持ち主となる。
18歳で故郷を出て暗黒大陸の「城壁都市アイギス」へ渡り、冒険者として活動を開始。
「ナァル」や「アロ」たちとともに男一人と女四人という冒険者としては常識破りなパーティを結成して共に「深き不可知の迷宮」へ挑む。
得意武器は剣と弓で、鍛え上げた技量は周囲から一目置かれている。
一方で、戦闘時の興奮状態においては、闘志をむき出しにして大胆な行動に出ることもある。
ナァル
ジャンの最初の仲間の女性冒険者。
「~っす」が口癖。
男性冒険者の雑務を担当するZ級冒険者としてジャンとパーティーを組む。
得意武器は弓。
実家は狩りを生業としていて、狩猟や屋外のサバイバル術についてはアロ達よりも詳しい。
アロ
とある伯爵の第九夫人だったが、幼い頃から冒険者に憧れており、一念発起して夫の許可を得て侍女のナギ・ウォルとともに冒険者となった。
プライドが高く、男性冒険者と比較して下に見られることを嫌う。
アイギスに来た当初は男性冒険者と対等な条件でパーティーに入ろうと交渉するも相手にされなかったが、唯一受け入れてくれたジャンとパーティーを組む。
得意武器は弓。
ナギ
アロの侍女で冒険者に志願したアロの護衛としてついて来た。
アロについては、単なる主従関係を超えて娘のような特別な感情を持っているようだが、盲目的に付き従う訳ではなく、世間知らずでプライドだけは高いアロを辛辣な言葉で遠慮なく諭すことが多い。
アロも彼女のことは信頼しているため、厳しい言葉にも素直に従っている。
立場上はZ級ではないが、ジャンにアロを守ってもらうことの見返りとして関係を持っている。
得意武器は薙刀と弓で、ジャンのパーティーの中では貴重な近接戦闘可能メンバー。
ウォル
アロの侍女で冒険者に志願したアロの護衛としてついて来た。
得意武器はスコップと弓でパーティの壁役として活躍する。
訓練でゴブリンと決闘した際のジャンの戦いぶりを見て一目惚れした。
ナギとは違って、そこまでアロに特別な思い入れがある訳ではない。
ルドス
冒険者ギルドの最高責任者。
三代目「ギルドマスター」 を勤める壮年男性。
オークエンペラー・テオから教えられたハルピュイアの脅威を報告したジャンに対し、その手柄を讃え報酬として多額の金と住居を与えた。
常に微笑を浮かべ穏やかな物腰だが、只者でない凄みを漂わせており相対したジャンは終始震え上がっていた。
本人曰く裏切り者と敵以外には最大限優しくしようと心がけているらしい。
ティーチ
冒険者学校の教官。
いかつい顔をしており態度も厳しいが面倒見は良く、ジャンたちに緊急生存術を勧めたり、鎧選びの助言をしたりしている。
単に教官だけをしているわけではなく、冒険者ギルドにおいては幹部クラスの地位にいる。
指揮能力は高く、新人達に的確な指示を与える統率能力も高い。
ゴンザ
武具屋を経営する気風の良い女性。
武器に詳しく、ジャンが初めて来店した際にクロスボウの特性をレクチャーした。
鑑定眼も優れており、レピアが修理に出した剣の微かな傷から、それが「ゴブリンの赤子の頭を抉った跡」であることなどを一目で見抜いている。
「剣姫(けんき)」カタナ
A級冒険者パーティー「先導者」に所属する、若い女性冒険者。
等級はSのD級。
一見すると天然気味の少女だが、実態は最強クラスの戦闘力の持ち主。
「時を遅く見る目」という特殊能力を持ち、強さの秘密でもあるらしいが詳細は不明。
本人曰く遠い国から来た観光者で、冒険者は頼まれてやっているだけであり、人間と亜人の戦争に対しても基本的に中立で傍観する立場を取る。
アロから「自分の理想の女性冒険者」と憧れられている一方で、彼女もアロに興味を持ち思わせぶりな発言もしている。
使用する武器は一見日本刀に似ているが実は全く異なり、板バネに近い性質で柔軟性がある。
「聖剣の勇者」セイ
身長の倍近い「聖剣」を背負っている若い女性。
一人称は「ボク」
巨大な聖剣を自在に使いこなす怪力と技量を備える剣の達人。
天真爛漫な性格をしている。
瞬発力が高い特異体質と思われるが、代償として持久力がなく、細かい作業は苦手である。
聖剣は、刀身の半分ほどが持ち手となっており、剣というより長巻に近い。
「感想」
努力系転生ストーリー!
よくある異世界転生系作品ではありますが、主人公はチート能力タイプではなく努力タイプです。
努力で己の強さを積み上げていくので、それはもう王道のファンタジーです!
そして他の異世界ファンタジー作品と違うのは、ファンタジー世界の「物事」を論理的に考察し作者が思う「リアル」が描かれているところ。
スカート付きの甲冑の意味
革製の装備品の実際の防御力
戦場での立ち振る舞い方
など「ファンタジーだから」で流さずに丁寧に説明がなされています。
ファンタジーの世界ならこういう論理や理屈が成り立つという作者の考えの元、漫画が構成されており(一風変わった)新鮮な気持ちで読めました!
また本作品はけっこうお色気シーンは多め。
好きな人は好きだしもちろん需要はあると思いますが、ここは人を選ぶかも!?
ファンタジー世界を合理的に生き抜いていく主人公達に見応えがあります★
王道の中に変化球を投げてくるおもしろさが詰まった作品です★
今回は「異世界転生シリーズ!」作品
「ふかふかダンジョン攻略記 ~俺の異世界転生冒険譚~」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★
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