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今回の作品は
薬師コレットと冥王ハデス様の神話級ロマンス!
「コレットは死ぬことにした」
(アル/ コレットは死ぬことにした/ 作者・幸村アルト/ 白泉社 )
原作:幸村アルト
キャラクター原案:
出版社:白泉社
ジャンル:少女マンガ
掲載誌:花とゆめ
コレットは死ぬことにした 漫画・あらすじを解説
目次
「コレットは死ぬことにした とは」
2014年7月号から「花とゆめ」(白泉社)にて短気集中連載され、同年16号から本格連載が開始される。
また2016年からは数度にわたってドラマCD化されている
2022年「白泉社電子書籍大賞」優秀賞を受賞
2021年10月時点で累計発行部数は300万部を突破。
人間の薬師の少女と冥府の王が、仕事の取り組み方やその熱意などで共感しあい、交流を深めていくファンタジー恋愛作品。
「あらすじ」
6歳の時に住んでいた村が流行り病により、家族や知り合いを全て亡くし、天涯孤独の身になってしまった少女「コレット」は、薬師の先生「アンノ」に拾われる。
そこから彼に育てられたコレットは、薬師としても教育を施された。
しかし、薬師の毎日ハードな仕事に疲弊してしまい、ある日衝動的に井戸に飛び込んでしまう。
なんとその井戸の先は「冥府」につながっており、そこで「冥王ハデス」に出会う。
そこで体調を崩していた彼の治療をすることになり冥王と交流を深めていく。
その後、コレットは薬師として地上と冥府を行き来し活動していくことになる。
「登場人物」
コレット
本作の主人公。
薬師(くすし)を務める17歳の少女。
腰まで伸ばした金髪と三つ編が特徴。
幼い頃に流行り病で家族を亡くし、ふさぎ込んでいた時に薬師の「アンノ」と出会い、彼に憧れて自らも薬師となった。
真面目で一生懸命な働き者だったが、激務に心が折れてしまい、衝動的に井戸に飛び込んでしまう。
そしてそのまま冥府にたどり着き、「ハデス」の治療を始めることになった。
職業こそ違うが仕事への強い熱意からハデスと心を通わせ、彼を強く尊敬していく。
そして地上と冥府、2つの世界を行き来しながら活動すること決める。
ハデス
冥府を治める神様(男性)
非常に真面目な性格をしており自分のことよりも役目を優先する。
ぶっきらぼうに見えるがコレットや他の部下たちにとてもに優しい。
冥府では亡くなった人間を「死後裁判」にかけ、善人か悪人かを判断する役目を担っている。
以前牢から脱走した悪人を取り押さえた際に、日光を浴び、その際に自分が太陽アレルギーであることを知った。
しかし症状を隠して一人で苦しんでいたところにコレットが現れ、彼女と交流を重ね親しくなっていく。
また投獄した悪人たちの管理も行っており、悪人たちの間では恐ろしい王として知られている。
ゼウス
コレットの勤める診療所に運ばれてきた若い男性。
誤って毒キノコを食べて死にかけていたが運よく回復することができ、コレットを気に入り彼女と親しくなる。
大の女好きでセクハラもしたりするが、話し上手で人を楽しませるのが好きな性格。
その正体は天界と空の王でありハデスの弟。
冥府でのコレットのうわさを聞きつけやってきた。過去に不正を働いたことから、ハデスに嫌われていると思い込んでいる。
周りから声を「猫なで声」と言われることから、周囲からは「タマ」と呼ばれていて猫の姿に変身できる。
カロン
死者を運ぶ「舟渡し」を務める男性。
かつて天界で働いていたが、仕事にやりがいを見いだせず悩んでいたところにハデスと知り合う。
その後、ある事件がきっかけで冥府で働くことになる。
ハデスから特別な「加護」を2つ受けており、ハデスのことを強く慕っている。
何事にも公正で物怖じしない性格。
その為、ハデスからも仕事への姿勢を高く評価されている。
アンノ
薬師を務める年配の男性でコレットの師匠。
遍歴医として旅をしている。
コレットとは彼女が6歳の頃に出会い、流行り病で家族を亡くし孤独となった彼女と8年間一緒に暮らし、薬師に育て上げた。
コレットが優秀な薬師になったら再び会いに来るという約束を交わすが、その前に亡くなってしまい冥府に送られる。
30年前に妻を病気で亡くしているが、実際は病死ではなくアンノが彼女を殺害したという疑いがある。
ヘラクレス
コレットの勤める診療所に運ばれてきた若い男性。
行き倒れているところを運び込まれてコレットと知り合う。
正体は半人半神の戦士。
毎晩家族が亡くなった日の夢を見て苦しめられており、その悪夢から解放されるため旅をしていた。
コレットの勧めでお茶に目覚める。
針子のガイコツ (はりこのがいこつ)
冥府でハデスの衣装を作る仕事をしているガイコツ。
相当の人見知りで、針子部屋からほとんど出ずに生活している。
コレットからは「ハリー」とあだ名で呼ばれている。
針子という仕事に生きがいを感じており、尊敬するハデスのために日々仕事に励んでいる。
激務が原因でハデスの外出が減ってしまい新しい服を必要としなくなった後も、彼を想ってデザイン画を描きためていた。
記憶力に優れており、自分のこなした仕事はすべて細かく覚えている。
アポロン
光明と医療の神様。
ハデスやゼウスのひとつ下の世代に当たる存在で、天界で薬師を務めている。
音楽・芸術・弓・牧畜などの多彩な才能を持つ神様。
ある日突然バカンスに出かけてしまう。
ゼウスはその間の代役としてコレットを指名し、コレットはアポロンが戻るまで天界で働くことになる。
ポーラ
コレットと共に働く新人薬師の少女。
コレット同様、薬師の証の青い服を着ている。
腕前はまだまだ半人前で頼りないところも多いが、助産師不足からコレットと共に駆り出され、ミィナのお産を手伝うことになる。
当初は助産師の仕事にあまり積極的ではなかったが、次第に前向きになっていく。
セラ
コレットとともに働く新人薬師の少年。
コレットとポーラ同様、薬師の証の青い服を着ている。
ポーラと同時期にコレットの診療所に入り、腕前はまだまだ未熟。
しかしミィナのお産のためコレットとポーラが診療所を離れることになってしまった間、一人で残って診療を務めることになる。
はじめは業務に不安を隠せなかったが、激務にもめげずに懸命に働くようになっていく。
柊 (ひいらぎ)
コレットが天界で知り合ったニンフ。
アポロン宮殿の柊に宿った精で、コレットが天界で生活する間の世話役を務めることになった。
子供のような見た目をしているが、それ以上に長生きしており精神的には落ち着いている。
性格は冷静で合理的。
当初はコレットの作業方針に納得していなかった。
しかし、彼女の人柄に触れていき少しずつ親しくなっていく。
「感想」
薬師と冥府の王を繋ぐのは「仕事」!?
薬師として働く主人公のコレットがあまりの激務に井戸に身投げして冥府へと誘われ、そこで冥府の王「ハデス」と仕事観を通じて交流を深めいく物語。
まずタイトルのインパクトが強烈で、一体どんな漫画なんだって思わせる引きが強い作品ですね!
絵の雰囲気は朗らかで可愛く、いわゆる少女マンガの恋愛漫画テイストの作品ではありますが、それだけではなく、作中はそれぞれの仕事観や死生観などを描いていて、作品としての奥行きがあります。
登場人物みんなが、自分の仕事に対する誇りや意志などを持っていて、読者もとても励みにもなるかもしれません。
作中でコレットは地上と冥府を行き来し薬師として働いていくのですが、冥府ってそんな簡単に行き来できるんですか!?
的なツッコミは発生するかもしれませんがw
ストーリーが面白く何も気になりません。
イケメンハデス様も良いですが、その横にいるガイコツがいい味出してますね!
タイトルがタイトルなだけに読むのを敬遠しがちな人もいるかもしれませんが、そんな方達にもぜひ読んでいただきたい作品だと思います★
今回は「異世界シリーズ!」作品
「コレットは死ぬことにした」
を紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました★
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